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長野県吹奏楽コンクール中学生の部南信地区大会
長野県吹奏楽コンクール中学生の部の南信地区大会が29日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンクールには上伊那や諏訪地域の28校から800人が参加しました。
コンクールは長野県中学校吹奏楽連盟などが毎年開いています。
コンクールでは、課題曲の部に参加した22校のうち上位10校が、自由曲の部に参加した6校のうち上位2校が8月に開かれる県大会に出場します。
審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の東部中学校と伊那中学校、箕輪町の箕輪中学校が金賞で県大会へ出場することが決まりました。 -
多彩なステージ発表 区民交流
伊那市高遠町藤沢の台殿区で28日に納涼祭が行われ、ステージ発表などで区民が交流を深めました。
台殿区では、区民が一堂に会しコミュニケーションできる場にしようと、おととし第1回目を行い、この日は、2年ぶり2回目の納涼祭となりました。
区内にある台殿八幡社広場周辺には、各種屋台が立ち並びにぎわっていました。
ステージでは、バンド演奏や地区の長寿会による発表、大正琴やフラメンコなど多種多彩な出し物が演じられ、訪れた人たちは、楽しいひとときを過ごしていました。
高遠町の台殿区は、平成6年に藤沢地区の台地区と、長藤地区の殿垣外地区が合併して誕生した地区です。
区の関係者は、「高遠町の藤沢には7区あるが、納涼祭を行っているのはここだけ。地域の交流と活性化につなげていきたい」と納涼祭の成功を喜んでいました。 -
戦争の悲惨さを後世に伝える原爆パネル展
戦争の悲惨さを後世に伝えようと、伊那市の伊那図書館で原爆パネル展が開かれています。
1945年、昭和20年8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が投下されて今年で67年になります。
パネル展は、戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを再認識してもらおうと、伊那市が毎年開いているものです。
原爆が投下された直後の写真では、やけどに食用油を塗って応急処置をする広島での様子や、駅のプラットホームで亡くなった長崎の親子の姿などが写し出されています。
子どもと一緒に会場を訪れたある母親は「悲惨な戦争は、二度と起きて欲しくないと思う。子どもと一緒に戦争について学んでいきたい」と話していました。
原爆パネル展は、16日(木)まで伊那図書館で開かれています。 -
外部評価 12事業実施
伊那市行政改革審議会が1日開かれ、今年度外部評価を実施する、12事業が示されました。1日は、市役所で伊那市行政改革審議会が開かれ、今年度の計画が示されました。
審議会は、伊那市が行う事業を第三者機関として評価していて、今年で4年目です。
十分な審議時間の確保や、現場視察の実施など、より充実した審議を行うため、今年度は審議する事業を、昨年度の20事業から今年度は12事業に減らしました。
対象となるのは、女性労働者の福祉の増進を図る目的で設置されている、女性プラザ伊那の管理や公園みはらしファームの運営、桜によるまちづくりを積極的にすすめる「日本一の桜の里づくり事業などです。
外部評価は、2班に分かれそれぞれ6つの事業を分担して検討し、10月には結果を出す計画です。
今日の会議ではこの他に、平成23年度の行政改革の推進による効果として、およそ18億3千万円の効果が見込まれる事が報告されました。
また、平成18年度から導入している、指定管理者制度について、制度導入から6年が経過し、さまざまな検討課題が見えてきた事から制度の見直しを行う方針も示されました。 -
上の原保育園でクラシックコンサート
伊那市の上の原保育園で、保育園では少しめずらしい音楽コンサートが1日、開かれました。
上の原保育園で開かれたのは、プロの声楽家による、クラシックコンサートです。
歌声を披露したのは、伊那市出身で、現在、東京でオペラ歌手として活動している飯島竜也さんです。
飯島さんの姪が上の原保育園に通っている事から、小さいうちに本物のオペラを鑑賞してもらおうと、今回このコンサートが開かれました。
飯島さんが、日本語やイタリア語で6曲を歌うと、子供たちは、興味深げに、聞き入っていました。
コンサートの最後には、保育園でも歌われている曲を、飯島さんと園児が一緒に歌いました。
飯島さんは「小さいうちから、本物の歌をきく事で、感性を伸ばしてもらえれば」と話していました。 -
市芸術文化大使に柘植伊佐夫さん
伊那市出身でNHK大河ドラマ「平清盛」の人物デザイン監修を務める、柘植伊佐夫さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
1日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から、委嘱状が手わたされました。
柘植さんは伊那市山寺出身の52歳。現在東京で、ヘアメイクなどの会社を経営しています。
柘植さんは、NHKで中の大河ドラマ「平清盛」の人物デザインを監修していて、出演者全員の衣装やかつら、メイクの仕方などを決める仕事をしています。
伊那市は、地元出身者や市と関わりがあり、各界で活躍している著名人に市の魅力を発信してもらおうと、伊那市特命大使を設置していて、今回柘植さんを、伊那市芸術文化大使として委嘱しました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、柘植さんで5人目となります。 -
休園中の新山保育園で夏パーティ
園児数の不足により休園している伊那市の新山保育園で29日夏パーティーが開かれました。
夏パーティーには新山を中心に25家族64人が参加しました。
パーティーではプールやヨーヨー釣りなどが用意され、参加した子どもたちが交流しました。
パーティーは新山の小さい子供がいる家族の交流の場にしようと地域住民でつくる新山の保育園・小学校を考える会が開いたものです。
新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は上の原や富県など他地域の保育園に通っています。
新山保育園への入園希望数が定員の半分である20人以上を満たさないと休園は解除できず、平成28年度までこの状況が続くと廃園となります。
考える会によると、現在新山には0歳から6歳までの子どもは20人います。
しかし、他地域への入園希望者もいて、20人確保には至っていません。
新山の保育園・小学校を考える会女性委員長の伊東佳保里さんは、「こうした機会を通して、新山の自然を生かした保育や、少人数での保育など新山保育園の良さを知ってもらい、保育園の再開につなげたい」と話していました。 -
6月の有効求人倍率0.62倍 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は5月を0.02ポイント上回る、0.62倍で、3か月ぶりに上昇しました。
新規求人数は1,124人で、前の月に比べ119人増加しました。
そのうち上伊那の主力の製造業は前の月に比べ55人増の197人で、派遣を通しての募集から直接募集に切り替えていることがその要因になっているということです。
新規求職者数は865人で、5月より57人減少しました。
また、長野県の平均は0.83倍で、県内12か所のうち上伊那は9か月連続で最低水準となっています。
ハローワーク伊那では、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」と話しています。
また、昨年度の新規高卒者の就職内定者数は333人で、就職内定率は100%だということです。
今年度の新規高卒者の就職希望者数は昨年度に比べ60人ほど増加しているということですが、求人数は例年並みのため、厳しい就職戦線になるものと見られています。 -
伊那地域の最高気温35.9度で観測史上最高タイ記録
31日の伊那地域の最高気温は35.9度で、伊那市の観測史上最高タイ記録となりました。
伊那市の市役所南側のせせらぎ水路では、子供たちが元気に水遊びを楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、伊那の35.9度は1994年7月15日以来観測史上最高タイ記録だということです。
厳しい暑さの中、伊那消防組合管内では、31日午後6時現在80代の男性2人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されています。
気象庁では、水分をこまめにとるなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。 -
伊那まつり歴史展 8月5日まで
第40回伊那まつりは8月4日5日に開かれます。
まつりムードも高まる中、伊那市のタウンステーションいなまちでは、来月5日まで40回を記念した歴史展が開かれています。
歴史展は、第40回の伊那まつりの記念事業の一環で開かれているもので会場には、第1回から39回までの歴史を物語る写真およそ50点が展示されています。
この他、Tシャツやうちわ、ポスター、第1回から伊那市が記録した写真を収めたアルバムも展示されています。
展示を見ているこちらの男性は、伊那市荒井に住む酒井一雄さん82歳です。
31日は、小学生の姿もありカメラで当時の写真やポスターなどをおさめていました。
また、伊那まつりの前身勘太郎まつりの写真も展示されています。
勘太郎まつりは昭和33年から昭和47年までの15年間行われたまつりです。
伊那まつり実行委員会では、「当時を懐かしんでもらい、これからの新たな伊那まつりのあり方を考えるきっかけになれば」と話していました。
今年の伊那まつりは、伝統ある伊那節、勘太郎月夜唄をクローズアップし踊りコンテストなど様々なイベントを予定しています。
伊那ケーブルテレビでは、昭和18年に放映され勘太郎まつりのきっかけになった映画「勘太郎月夜唄」を1日からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那ビデオクラブ作品コンクール
上伊那のビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールで最優秀にあたる市長賞に、河野恆さんの作品「男」が選ばれました。
29日に伊那市のいなっせで表彰式があり、市長賞を受賞した河野さんをはじめ、入賞者に賞状が贈られました。
河野さんの作品「男」は、伊那市高遠町を通る古道「法華道」を整備し復活させた男性をテーマにした作品です。
15回目となるコンクールには25点の作品が集まり映画監督の後藤俊夫さんらが審査を務めました。
高校まで伊那市で過ごし、現在池田町に住む河野さんは、「上伊那に住んでいない私をクラブに入れてもらい感謝しています。今後も良い作品づくりに励みます。」とあいさつしました。
河野さんは、伊那ケーブルテレビの放送部門賞でも優秀賞を受賞しています。
他に作品コンクールでは、妻の日常生活を題材にした「この人と」を制作したクラブ会長の武田忠芳さんが監督賞を受賞。
家で飼っているウコッケイの成長を記録した前田耕一さんの「ウ・コッコ」が伊那ケーブルテレビジョン賞を受賞しています。
入賞作品は順次、伊那ケーブルテレビで放送する予定です。 -
西春近北保育園 七夕飾り付け
8月7日の月遅れの七夕まつりを前に伊那市の西春近北保育園で30日、笹竹の飾り付けが行われました。
西春近北保育園では、旧暦の7月7日に毎年七夕まつりを行っています。
7日は、地域の人からもらった笹竹に、子ども達が手づくりした飾りを取り付けました。 -
土用マツタケ 続々と
土用の丑の日の近くの夏の暑い時期に生える土用まつたけが、伊那市の産直市場グリーンファームに入荷しました。
28日に入荷したのはこちら200グラム。4本です。
そして、こちらは350グラム、3本です。
どちらも経ヶ岳山麓で採れたものだということです。
今年は、平年並みの18日に第1号が入荷しました。
価格は、100グラム3,000円で、こちらも平年並みです。
土用まつたけは、ファンが多く予約販売が多いということで、こちらのまつたけもすでに行き先が決まっているということです。 -
8月に山寺まつり伊那節盆踊り大会 開催
民謡伊那節の良さを見直し広めるきっかけにしようと8月に山寺まつり伊那節盆踊り大会が開かれます。29日は大会を前に伊那節踊り講習会が、伊那市山寺のきたっせで開かれました。
講習会は伊那節盆踊り大会を前に振りつけを覚えようと開かれたもので区民およそ60人が集まりました。
大会は、伊那市地域づくり活動支援事業として行われるもので講習会では伊那節保存会が、生唄生演奏に合わせて踊りを指導していました。
伊那節は江戸時代、権兵衛峠を行き来した馬子たちが口ずさんでいた馬子唄で宴会や祝いの席では必ず踊られていました。
近年になり、踊れる人が少なくなってきたため、保存会など関係者が普及活動に力を入れています。
山寺まつり伊那節盆踊り大会は8月15日午後7時から山寺八幡町で開かれる予定で、山寺区では「区民でなくても気軽に訪れ楽しんでもらいたい。」と話しています。 -
親子で土と触れ合う
小学生が夏休み初日となった伊那市美篶地区では、27日親子で農業を体験する親子青空教室が開かれました。
親子26組が参加して、トウモロコシとジャガイモの収穫体験をしました。
親子青空教室は、美篶公民館と青少年育成会、JA上伊那が毎年開いていて、親子で一緒に土に親しみ、作業することで、共に成長していこうというものです。
トウモロコシとジャガイモは、公民館近くの畑に今年4月に種をまいたり種芋を植えたもので、6月には草取りもしました。
ちょうど食べごろになったことから、夏休みの初日にあわせ収穫しました。
トウモロコシは、もぎたてを生で味見をしました。
今度は、大きな釜でゆでます。
5分で茹で上がり、参加者は、とりたての味を楽しんでいました。
ジャガイモもゆでて、バターや塩などで味わいました。 -
ウナギ高騰 土用の丑の日
27日も日中の最高気温が35度を越え2日続きの猛暑日となりました。
料理店などでは、うなぎの仕入れ値の高騰で暑さに拍車がかかる土用の丑の日となりました。
養殖うなぎの稚魚の不漁でうなぎの仕入れ値が高騰する中、伊那市西町の割烹食堂てるでは、うな重を去年の2,000円から、3,500円に値上げしました。
それにより、注文は、三分の一に減ったということです。
それでも調理場には、こんがりと焼きあがるうなぎとタレの香ばしい香りがあふれていました。
各地のスーパーなどでもうなぎの高騰にあの手この手で応戦しました。
伊那市日影のベルシャイン伊那店では、これまで夕方のみだった焼きたてコーナーを今年は午前11時から設置し、買い物客の取り込みをはかりました。
国産で中型のものが1,280円、大型のものが1,980円で販売され、店員たちは、試食を薦めたり、焼きたてをアピールしながら客とやりとりしていました。
ウナギの仕入れ値が高騰する中、今年は、ここ上伊那地域でも売る側も買う側も少し我慢の土用の丑の日となったようです。 -
長野県の遺跡発掘2012
県内の大規模開発に伴う調査をしている長野県埋蔵文化財センターの昨年度の成果を発表する長野県の遺跡発掘2012が28日から伊那文化会館で始まります。
一般公開にさきがけて27日は報道機関にその内容が公開されました。
3万年前の旧石器時代から800年前の鎌倉時代の22の遺跡440点です。
飯田市上久方の三遠南信自動車道の建設工事に伴う調査では、6世紀の古墳「鬼釜古墳」が見つかりそこから出土した馬具や刀類、宝飾品などが展示されています。
このほか、全国的にも珍しいすずりや箕輪町の上の林遺跡から出土した有孔鍔付土器なども展示されています。
この有孔鍔付土器は、動物が両手両足を広げたような文様や上げ底で筒状に形づくられている点など、国内でもほとんど例がない貴重なものとされています。
長野県の遺跡発掘2012は、8月19日までで、28日は、土器の文様を和紙に写し持ち帰ることができる土器の拓本体験も予定されています。
このほか会場には、発掘調査を再現したコーナーや土器の整理復元作業を紹介するコーナーもあり、埋蔵文化財センターでは、「県内の遺跡を知ることができる良い機会」として期間中の来場を呼び掛けています。 -
夏本番! 小学生のイベント各地で開催
夏本番。
小学校が夏休みに入り、子ども達を対象にした行事が各地で行われています。
伊那市手良では、夏休みの恒例行事ラジオ体操が、27日から始まりました。
朝6時前には、手良小学校のグラウンドに続々と児童や園児、その保護者が集まり始め、およそ150人が参加しました。
ラジオ体操は、昭和3年から始まり、80年以上の歴史があります。
子ども達は、時折眠い目をこすりながらラジオにあわせて体を動かしていました。
手良公民館の神林・ス公民館長は「夏休み中は、早起きして朝ご飯を食べ、体操をし、素晴らしい1日のスタートを切ってください」と話していました。 -
伊那地域35.5度 猛暑日
26日の伊那地域は、最高気温35.5度と、今年初の猛暑日となりました。
26日の伊那地域は、午前中から真夏日となり、午後3時には、35.5度と、今年一番の暑さとなりました。 -
伊那まつりに向け山車作り
8月4日の伊那まつり市民踊りに向けて、中央区では、山車の制作が行われています。
中央区公民館では、区の役員有志が、山車の組み立てを行っていました。
中央区では、ここ2年間は伊那まつりに山車を出していませんでしたが、今年はにぎやかにして、祭りを盛り上げたいと、山車を新たに作っています。
1週間ほど前から制作を始めた山車は、鉄材や竹などを組み合わせていて、高さは3メートル70センチあります。
四方に70個の提灯をつけるほか、当日は、中央に生け花を飾るということです。
中央区では、「伊那まつりは区民が集まり、交流できる貴重な機会。山車で祭りを盛り上げたい」と話していました。 -
夏休みおいで塾
小学生を対象とした「夏休みおいで塾」が26日から伊那市の伊那公民館ではじまりました。
夏休みおいで塾には伊那小・伊那東小・伊那北小・伊那西小の4校から120人の児童が参加しました。
今年は190人の応募があり、抽選で120人が参加することになりました。
おいで塾は、夏休み中の子供の居場所づくりとして、伊那公民館が毎年行っているもので、今年で7年目になります。
退職した教諭や信州大学農学部の学生ボランティアが勉強を教えるなどします。
おいで塾は8月1日までで、夏休みの宿題のほか、工作やおやつ作り、スポーツなどが計画されています。 -
富県小子ども自転車クラブに交通安全子ども自転車指導証
伊那交通安全協会などは伊那市の富県小学校の子供自転車クラブの児童に26日交通安全子供自転車指導証を送りました。
子供自転車指導証は、安全運転技能や交通ルールの知識を生かして子供の目線で自転車事故防止を呼びかけてもらおうと長野県交通安全協会などが今年初めて発行したものです。
26日は、伊那交通安全協会会長などから富県小学校の子供自転車クラブの児童10人に交通安全子供自転車指導証が渡されました。
子供自転車クラブの児童は、7日に長野市で開催された子供自転車長野県大会に出場し、5位入賞しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「練習で学んだことを活かして学校全体が事故の無いようリーダーとなって呼びかけてほしい」と話していました。 -
竹を使った手作りのプランターに色とりどりの花
伊那市西春近諏訪形の酒井一さんは、竹を使った手作りのプランターに色とりどりの花を植えて、道行く人の目を楽しませています。
自宅の周りに竹のプランターを設置し、ガーベラやマリーゴールドなどの花を植えています。
10月頃までプランターを置くという事で、酒井さんは、「散歩がてら楽しんでもらえたら」と話していました。 -
西駒山荘建替え 荷上げ一般の協力求める
伊那市の白鳥孝市長は、来年度予定されている、中央アルプスの西駒山荘建替えにあたり、資材の運搬など建設への協力を広く一般に呼び掛けていきたい考えを示しました。
25日は、伊那市役所で定例記者会見が開かれました。
会見の中で白鳥市長は、建設費の中でもヘリコプターによる資材輸送費が大きな割合を占めることから、「人力で荷揚げする事で輸送費を少しでも抑え、その分でもいい小屋を作りたい。また、建設にかかわることで中央アルプスや西駒山荘に対する思いを持ってもらえれば」と話していました。
西駒山荘は、中央アルプスの将棋頭山の山頂直下にあり、大正2年、1913年の中箕輪尋常高等小学校の集団登山の遭難を契機に、大正4年1915年に、避難小屋として建設されました。
市では、先月からは、西駒山荘建替えにあたり、寄付金の募集を行っていて、25日現在、およそ140万円が集まっているという事です。 -
夏休み 交通安全教室開催
夏休みに入った小学生を対象にした交通安全教室が、伊那市の伊那中学校の校庭で25日、開かれました。
交通安全教室は、休みの間、交通安全の意識を高めてもらおうと、荒井区の交通安全協会と青少年育成会が、夏休みの初日となる25日に開きました。
会場には、荒井区内の児童やその保護者、およそ200人が集まり、自転車に乗る時の注意点などを、伊那警察署の署員から教わりました。
指導にあたった署員は、「自転車に乗るときは、前ばかりでなく、周囲を見る事を心がけて下さい」とアドバイスしていました。
また、「夏休みの間は特に、免許を取り立ての初心者や、遠くから訪れるなど、道に不慣れの人が多くなるので、いつも以上に車には注意してほしい」と話していました。
荒井区交通安全協会の岩崎和彦会長は「近所に出かける時でも気を抜かず、交通ルールを守るよう心掛けてほしい」と話していました。 -
高齢者買い物支援 移動販売試行
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」は、25日、高齢者の買い物支援サービスとして、ワゴン車による移動販売を試験的に行いました。
25日の朝9時、中心市街地のタウンステーション伊那まちの前には、商品を詰め込んだ車が並んでいました。
今回、移動販売には、伊那市の山寺、坂下、荒井、西町の17店舗が参加しました。
商店主らは、荷物の確認を済ますと、気合の掛け声と共に、最初の販売所である、西町公民館へと出発しました。
ワゴン車による移動販売は、近年増加してきた、買い物弱者問題解決に向け、商店街として対応していこうと行なわれたものです。
会場に到着すると、食料品や、花、衣料品に、金物など様々な商品が並べられ、お年寄りらは、商品を手に品定めしたり、店の人と会話をするなど、買い物を楽しんでいました。
会では、去年の12月に、山寺、坂下、荒井、西町で区長を通しアンケートを実施しました。
回答があったうち、およそ3割が買い物に不便を感じていると答えました。
高齢者の買い物支援としては、カタログによる販売や、商店への移送サービスなどが、県内の他地域でお紺われているという事です。
会では、商店と地域の人たちの繋がりが持てる事や、継続した支援を行える事から、移動販売の実施を決めたという事です。
伊那まちの再生やるじゃん会では、移動販売する時間や曜日、品ぞろえなど、課題はあるが、秋ごろには定期的に行えるよう準備を進めていきたいと話していました。 -
上伊那医師会准看護学校実習室 安全祈願祭
上伊那医師会が運営する、伊那市狐島の准看護学院実習室の増設工事の安全祈願祭が24日行われました。
安全祈願祭には、関係者20人ほどが参加しました。
実習室の増設は、上伊那医師会が、上伊那地域医療再生計画の一環として、看護師不足の解消のため行うものです。
保健師助産師看護師法により准看護学校では、実習の際生徒4人につきベッド1床という基準がありますが、上伊那医師会付属准看護学院は40人に対し6床しかありませんでした。
新しい実習室は鉄骨平屋建てで、床面積は189平方メートル、基準を満たす10床のベッドを配置し、事業費は約6千万円で、全額が国の補助金でまかなわれます。
工事期間は11月30日までで、12月半ばからの使用を予定しています。
准看護学院への応募者は増加傾向にあるということで、今年度は定員40人に対し71人の応募がありました。
近年子育てを終えた主婦などの応募が増えているということです。
上伊那医師会の北原敏久会長は、「応募者が増えている中、生徒が実習に取り組むことのできる設備が整いうれしく思う」と話していました。 -
伊那弥生ヶ丘高校の生徒がシャッターアート
伊那弥生ヶ丘高校の生徒は、伊那市荒井のパソコン教室キャリアスクール・伊那のシャッターに絵を描いています。
シャッターアートは中心商店街の関係者らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会が商店街をにぎやかにしようと行っているもので、今回が2回目です。
24日は、伊那弥生ヶ丘高校の美術部9人が制作にあたりました。
図案をデザインしたのは3年生の橋本莉那さんです。
2羽の小鳥が幸せを運んでくるイメージだということです。
生徒は慣れないシャッターの凹凸に苦労しながら絵を描いていました。
シャッターアートの制作は29日まで行われる予定です。 -
土地開発公社解散の見通し
27億円の土地を所有し金融機関から26億円を借り入れている伊那市土地開発公社は解散する見通しとなりました。
土地開発公社のあり方を検討する委員会が24日、伊那市役所で開かれ、公社を解散する方向で進めていく事を確認しました。
伊那市土地開発公社のあり方を検討する委員会が24日、伊那市役所で開かれ公社を解散する方向性を確認しました。
土地開発公社は平成23年度末で市内14か所、面積にしておよそ19万8,000平方メートル、薄価総額およそ27億円の土地を保有し金融機関から26億円を借り入れています。
公社を存続させた場合今後さらに地価が下落すれば含み損が拡大し解散時の債権放棄額が膨らむとしています。
伊那市土地開発公社では、公社独自の取得している用地はなく、ほとんどが市の依頼による取得であることから適正な時価により売却を行い、その損失について一般会計が補てんすることが考えられるとしています。
24日開かれた委員会では平成34年度までの10年間を見据え公社が持っている土地を売却した場合、存続、解散した場合に支払う利子や一般財源へ与える影響の試算が示されました。
平成25年度に2億4,000万円土地を売却し、市は公社に代わり金融機関に23億円を返済。
その後、市が土地を売却していきます。
利子の半分を国が負担する第三セクター改革推進債を活用し解散した場合、一般会計の支出額はおよそ1億8600万円。
一方、存続した場合の一般会計の支出額は4億6千万円で、解散するほうが2億7千万円ほど有利で一般財源に与えるダメージは少ないとしています。
委員からは「企業誘致は難しい時代になっている。残っている土地を早くさばいていく必要がある」「解散の方向で検討していく必要がある」などの意見が出されていました。
次回の委員会は8月23日に予定されていて解散の方向で答申案をまとめる見通しです。 -
みはらしブルーベリー園賑わう
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームのブルーベリー園でブルーベリー狩りが始まり多くの観光客が訪れています。
みはらしファームのブルーベリー狩りは、今月7日から始まっていて、およそ2.1ヘクタールの農園にはおよそ1500本、20種類以上のブルーベリーが植えられています。
去年は天候不順で大きさなどがいま一つだったということですが、今年は天候にも恵まれ粒の大きさ甘さとも良いということです
24日のお昼過ぎには岐阜からの観光客が訪れ、ブルーベリー狩りを楽しんでいました。
みはらしブルーベリー園は来月19日までで中学生以上が1000円、小学生が500円となっています。