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第47回長野県陸上競技春季大会(21・22日、松本平広域公園陸上競技場)
【男子】
〈3000メートル〉
▽1組=(21)小林賢人(伊那東部中3年)11分02秒87▽2組=(1)福沢潤一(駒ヶ根東中3年)9分05秒44(11)竹村亮作(駒ヶ根東中2年)10分06秒25(13)久保田光(駒ヶ根東中3年)10分22秒07
〈5000メートル〉
▽1組=(18)宮下暢央(弥生ヶ丘高2年)18分40秒8▽2組=(6)高橋聡(弥生ヶ丘高2年)16分36秒3(9)熊谷直(上農高3年)16分52秒8▽3組=(3)羽生吉浩(養命酒)15分34秒3(15)村上剛(伊那北高2年)16分28秒2▽4組=(15)福澤純平(上農高3年)15分55秒2
〈3000メートルSC〉
▽1組=(10)春日隆大(伊那北高2年)10分45秒06(20)上島佑基(上農高2年)11分31秒90▽2組=(13)柴巧磨(上農高3年)10分39秒23(17)吉川一平(弥生ヶ丘高3年)10分47秒81
〈400メートルリレー〉
(4)弥生ヶ丘高(安藤太郎、唐澤和也、平澤快嗣、春日徹也)44秒35
〈走り高跳び〉
(11)稲村立吉(高遠高2年)1メートル65
〈棒高跳び〉
(1)上杉丈夫(上伊那陸協)4メートル50(2)松澤ジアン成治(高遠高1年)4メートル40(8)城取寛幸(高遠高3年)3メートル80(9)春日太陽(春富中3年)3メートル80 -
【記者室】澤か沢か? 新聞の事情
記事に名前を掲載した読者からお叱りを受けた。「私の名字は宮澤だ。・ス沢・スではない」竏秩Bお気持ちはよく分かるし申し訳ないと思うのだが、うっかりミスではないのです▼新聞で使う漢字は原則として内閣が示した常用漢字表の1945字とする取り決めがあり、これに従わなければならない。使えない字は澤のほかに壽、廣、眞などがあってそれぞれ寿、広、真を使う。ほかにも日常的に使用されているにもかかわらず使えない字がここに書き切れないほどたくさんあって閉口する▼個人的にはもっと多くの漢字を使うべきだと考えている。表記が難しいから使わないことにしよう竏窒ニいうのは、先人が営々と築いてきた日本文化の衰退につながるように思えるのだ。(白鳥文男)
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伊那谷写友クラブ
花、昆虫、風景、人物など幅広いテーマの写真が見る人を魅了する。伊那市を中心とした写真愛好者でつくる「伊那谷写友クラブ」(建石繁明会長)の作品展はメンバーそれぞれのこだわり、独自のテーマが詰まっている。
各自が目指している方向の違いを持ち合うことで、個性豊かなクラブに。一口に風景写真といってもその表現方法はさまざまある。写真で自己を表現する手法には限りがないことを伝えている。
同クラブは、上伊那地域では活動歴が長く、発足から15年目を迎える。撮影経験豊富な愛好者で会を立ち上げ、その後、写真に興味のある人たちがぞくぞくと集まった。一時は30人の大所帯だったこともあるが現在は16人。そのうち創立当初のメンバーが5人残っている。
活動は、年1回の定期展での作品発表のほか、月例会でそれぞれの写真を批評、助言し合い、撮影技術の向上を目指す。それぞれが個性を尊重し、そこから自分の発想の展開につながるヒントを得る。触発し合うことで、全員が技術を学んでいるのだ。
写真を始めたきっかけや楽しみ方は人それぞれだが、写真を撮ることは自分を表現する手段、自己の存在の証だという考えは一致している。集まるメンバーの職業や年齢に違いはあるが自己表現することにそれらは関係ないのだという。
建石会長のモットーは「心も写真も豊かに」。写真を通して人間的コミュニケーションを竏窒ニの考えだ。写真を互いに見せ合うことで交流は広がる。写真を撮ることは手軽だが奥は深い。息づまったときにには会員が手助けする。同志が集まることで支え合っているのだ。
定期展「伊那谷写友クラブ第17回写真展」は5月6日まで、伊那市荒井の伊那市立伊那図書館の広域情報コーナーで開いている(午前10時縲恁゚後7時、最終日は午後5時まで)。
「第17回写真展」は伊那市立伊那図書館ではじまっている -
種からリンゴの木育ってます
南箕輪中1年の原太河君が栽培種から育てたリンゴの木が、順調に成長を続けている。木の持ち主は、南箕輪村の南箕輪中学校1年生、原太河君(12)。南箕輪小学校3年生のときに学校で種をまき、家に持ち帰った小さな芽が、樹高155センチに育っている。
当時の南小3年4組のリンゴ作り体験学習で、原君ら児童5人が、摘花から収穫まで学んだ後に「発芽グループ」を結成。自分達で食べたリンゴ「フジ」の種をまき発芽させた。4年生の進級時に各自が芽を家に持ち帰り栽培に挑戦したが、現在育っているのは原君の木と、当時の担任ら2人の元にある2本の計3本という。
原君は、芽を鉢植えで育て、リンゴ学習に協力した田畑のリンゴ農家・白鳥幸子さんの助言を受け、5年生の5月ころに15センチほどに成長したものを庭に下ろした。「枯れちゃうかなと思っていた」が、牛乳を使った害虫防除をし、祖母が毛虫を見つけて取るなど家族皆で育てている。
リンゴの木の成長を知り、白鳥さん一家と、JA上伊那営農部中部グリーンセンター果実担当の唐沢良忠さんが訪問。成長の妨げになる枝を切り、支柱を立てて固定した。
「母親はフジでも父親が違う花粉なので、フジではない実ができるかもしれない」と唐沢さん。フジができると思っていた原君は新事実に、「新品種で金持ちになれるなら…」と笑っていた。
種から育てた木は花をつけるまでに7年近くを要するため、生産者は通常接き木でする。白鳥さんは「育っていてうれしい」と話し、唐沢さんは「若い木は弱いので病気や害虫に気を付けて」とアドバイスした。リンゴの花が咲くのは、原君が高校生になるころだという。 -
自然環境功労者環境大臣表彰受賞
南箕輪村の征矢哲雄さん国立信州高遠少年自然の家環境未来センターで講師を務める南箕輪村塩ノ井の征矢哲雄さん(76)が、「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞した。25日、東京都新宿区の新宿御苑内インフォメーションセンターで表彰式があった。
表彰は、自然環境の保全に関して顕著な功績があった人や団体を表彰し讃えるとともに、自然環境の保全について国民の認識を深める目的。今年は全国で41個人・団体が選ばれた。
征矢さんは、中学校の理科教諭として38年間勤め、退職後も理科講師として中学校や高校に勤務。02年から環境未来センター講師を務める。専門は昆虫生理学で、クロスズメバチの性機能決定メカニズムなどを研究している。
これまで、伊那市高遠町入笠山のミヤマシロチョウの生息復元を願い地元の小中学生に保全活動も含めた自然環境学習を指導。県水環境保全地域啓発活動の「伊那谷の清流と森をたずねて」や、伊那建設事務所主催の「せせらぎサイエンス」の講師も務めている。伊那市などの自然環境基礎調査、環境基本計画策定などにも携わった。
「自然の中で学ぶフィールドワークが真の理科教育」との信念に基づき、「自然に親しみ、自然を愛し、尊び、自然から学ぶ姿勢を身体知として学びとらせたい」と、青少年と共に行動し、自然環境保護の大切さを教えてきた長年の活動が評価された。
征矢さんは、「私の考え、やってきたことを認めてくださったと思う。自然はこれからの人からの預かり物という気持ちを持って、自然の畏敬に気づいてほしい。これからも命ある限り、強く訴えていきたい」と受賞の喜びをかみしめている。 -
箕輪町公民館「おかあさんといっしょ!リトミック教室(前期)」開講
箕輪町公民館の「おかあさんといっしょ!リトミック教室(前期)」が25日、町文化センターで開講した。未就園児の親子29組が、ピアノに合わせて歩いたり、お母さんが子どもを抱き上げるなどしてスキンシップを図りながら楽しく体を動かした。
ピアノに合わせて体を動かしたり、カスタネットや鈴を使うなどしてリズム感覚を育てる恒例の入門講座。辰野町で音楽教室を主宰する玉田恵美子さんを講師に、7月までの全8回開く。
輪になったホースをハンドルに見立て、子どもがバスの運転手になって歌に合わせて速く、または遅く歩く、時には急ブレーキをかけて止まるなどして、室内を元気に動いた。
お母さんが子どもの手のひらや足の裏、お腹などをくすぐったり、高く抱き上げたり、ストンと床に下ろすなどすると、子どもたちは声を上げて笑い、大喜びしていた。 -
箕輪町保健補導員会総会
箕輪町保健補導員会は23日、07年度総会を町文化センターで開き、本年度活動計画案と予算案を承認した。
活動は、研修が全体研修会、県大会(10月3日、県松本文化会館)、健康アカデミー。自主活動は地区研修(健診結果と自分の体の変化についての学習、任期中の循環器健診受診、乳房の自己検診法の学習、地区の健康相談など)、各種健診のお誘い、施設見学、ふれあい広場への参加。保健予防活動にも協力する。
保健補導員は234人。町内に9支部ある。任期2年で本年度が2年目。
関奈保子会長は、「予防医学を頭に置きながら、自分、家族、地域と健康の輪を広げ、健診の呼びかけや取りまとめ、研修会への積極的参加をし、保健補導の認識を新たにできたらと思う。体、心まで健康を考えながら1年間活動したい」とあいさつした。
昨年度の短期アカデミーに参加した保健補導員8人の結果報告や、全体研修会の講演もあった。 -
山岳観光シーズンへ
中央アルプスの開山式が25日、県内山岳観光地のトップを切って駒ケ岳千畳敷の駒ケ岳神社であった。
千畳敷一帯は朝からあいにくの雨だったが、観光関係者など約20人が出席。祭壇に向かって拝礼し、玉ぐしをささげるなどして入山者らの安全を祈願したほか、山で亡くなった遭難者らに黙とうをささげた。
アトラクションとしてスイスの民族衣装に身を包んだ「アルプホルン駒ケ根」の8人が『やまびこ』など数曲の演奏を披露。のどかな音色を千畳敷カールに響かせた=写真。
開山式に合わせて訪れた約100人の観光客は「宝剣岳も何にも見えないね」と話し合い、みぞれ混じりの小雨が舞う霧の空を恨めしそうに見上げながらもアルプホルンの演奏を楽しんでいた。
神社前の積雪は約2メートルで、拝殿の屋根と鳥居の頂部がわずかに頭をのぞかせている状態。 -
上伊那建設労働組合第61回定期大会
上伊那建設労働組合は24日、第61回定期大会を伊那市の上伊那建労会館で開いた。07年度の事業計画と一般会計予算を承認し、役員改選では保科幸雄組合長が再選した。
本年度は、引き続き各自治体に対して仕事確保や賃金確保を要請していくほか、社会保障制度の充実を求める要請行動に重点的に取り組む。また、組織拡大の強化推進や経費節減による堅実な財政運営などに取り組み、組織基盤の安定に努める。
また、年々選出が困難になっている役員については、従来各地区の統括に当たっていた部長職を副組合長が担当し、本年度から組合長、副組合長、書記長の3役体制とする。
組合長以外の本年度役員には、副組合長に田本晋二さん、辰口定善さん、清水清武さん、書記長に中山稔さんを選出した。
07年度表彰者は次のみなさん。
◇功労表彰=西村宗夫(西箕輪分会)酒井勇(伊那大工分会)
◇70才功労表彰=関忠臣、有賀弘、伊藤栄雄(以上箕輪分会)原秀長、唐沢謙一郎(以上南箕輪分会)竹村文子(伊那大工分会)鈴木廣一、清水規男(以上西箕輪分会)宮下宮夫(伊那建具分会)伊藤千織(伊那家具分会)加塩勇一(伊那看板塗装分会)森田初、伊藤市男、櫻井幸夫(以上美篶分会)田畑與策、小松茂人(以上富県分会)岩沢溥夫、新井喜昭、小境照幸(以上東春近分会)加藤政義、大村義房(以上宮田分会)那須晟中、坂本忠男、北村隆人、上野稔、加藤久造、渋谷初美(以上赤穂分会)竹村茂男(中沢分会)松下寿雄、堀内清(以上飯島分会)原幸良(中川分会)大川一十(高遠分会)馬場亨(長谷分会)伊藤軍司(伊那分会) -
5月から保育園の「育児相談日」を市内全園で一斉実施
伊那市は5月から、市内25園と母子通園施設「小鳩園」で「育児相談日」を設けて、より相談し易い環境づくりに努めていく。
従来から各園で随時相談に応じてきたが、より分かり易く、気軽に利用してもらえる運用を図るため、これまでの随時相談に加えて定期的に開催する無料の相談日を設けることにした。
相談は予約制となっており、保育園の保護者にかかわらず、誰でも、どこの園でも相談できる。また、相談内容に応じて専門機関との仲介も行う。
相談日時は毎月第1、3火曜の午後2時縲恁゚後3時半。美篶東部、東春近南部、西箕輪南部保育園は毎月第1、3水曜日の同じ時間。
詳細は保育園か子育て支援課(TEL78・4111内線2130、2133)へ。 -
野ひばりの会総会、新会長に太田さん
宮田村の農村女性グループ野ひばりの会は23日夜、定期総会をJA宮田支所で開いた。本年度も村内のイベントに積極参加し、梅おこわや高原スープなど独自の開発料理を提供。・ス地産地消・スにも力を入れた・スおふくろの味・スを、地域内外の交流につなげていく。
トマトピューレやコンニャク、味噌づくりなどの料理講習会も随時実施会員25人相互の親睦を深めつつ、研さんも図る。
席上、新年度の役員を承認。太田芳子新会長=町二区=は「会員、村民の協力、支援を受けながら事業を進めていきたい」と抱負を述べた。
新役員は次ぎの皆さん。
▽会長=太田芳子▽副会長=山口里江▽会計=有賀絹代▽連絡員=橋爪千春、有賀絹代、嶋田加代子、桐山幸子▽監事=橋爪千春、田中みち子▽農村女性ネット代表=田中いせ子 -
・ス駐在さん・ス地域で交流深め、ともいきの会の交通安全教室
宮田村町二区の交流グループ「ともいきの会」(矢亀誠一会長)は23日、高齢者交通安全教室をなごみ家で開いた。3月末に村駐在所に赴任した中田祐記所長が出席。事故や犯罪抑止に向けた講話を行ったが、参加した高齢者と一緒に肩を並べて歌ったり体を動かしたり交流も深めた。
中田所長は、前任地が宮田村以上に高齢化が著しい阿智村浪合だったことを紹介。
小さい集落が点在するその山村でも、ともいきの会のように高齢者の交流会が盛んだったことも話した。
「困ったこと、分からないがあったら何でも気軽に私に相談して。駐在所を上手に使ってください。このような機会があったら、また呼んで下さいね」ともアピールした。
交通事故や振り込め詐欺の被害防止対策について講話。参加者は、地域のことを想う心やさしい中田さんの人柄にもふれ、熱心に耳を傾けた。 -
伊那市の東春近小4年生 りんご学習開始
伊那市の東春近小学校は24日、4年生の恒例行事「りんご体験学習」を、同市東春近田原の伊藤一路さん(79)・豊子さん(75)夫婦のりんご園で始めた。初回の作業はリンゴの摘蕾(らい)を体験。つぼみが大きな果実に成長するまでの作業を数回経験し、命の大切さを学んでいく。
リンゴの花が咲き始めた果樹園を訪れた児童62人(2クラス)は、伊藤さん夫婦から作業手順を教わり、「ふじ」「つがる」「王林」の3品種、計47本のリンゴの木の摘蕾作業に汗をかいた。
摘蕾、摘花などは一つの房に花が5つ咲く中から、真中の中心花だけを残し、周りの花を摘む。中心花に栄養分を集中させ、良いリンゴを実らせるためだ。
児童たちははじめての経験に少し手間取ったがコツをつかみ始めると、順調に作業を終わらせた。浦野幹君(9つ)は「大きなリンゴが生りそう。秋の収穫が楽しみ」と期待に胸を膨らませた。
同体験学習は、果樹栽培の様子や農家の苦労、願いに触れることが目的。今年で13年目を迎える行事で本年度は、5月の摘果作業、11月の収穫作業などを予定している。
「大きなリンゴになって」と期待を込めながら摘蕾作業に集中する児童ら -
伊那市少年補導委員55人を委嘱
伊那市少年補導センター少年補導委員の委嘱式が18日夜、市役所であった。青少年非行など早期発見などのため、市内の代表55人を委嘱。会長には美篶地区の丸田旭雄さんに決まった。
小坂樫男市長は「将来の伊那市を背負う子供たちを育てる立場」と活動に期待。市教育委員会の北原明教育長も「子供たちの健全育成をお願い」と話した。
再任された丸田会長は「最近は声をかけることで不審者扱いされてしまう世相となった。メンバーの知恵と力を出し合い頑張っていきたい」と意気込みを語った。
同少年補導委員は、街頭補導などを中心に活動を展開。不良行為少年を発見し、非行に移行する恐れのある少年に対して注意や助言、指導などをして未然に防ぐ。2年任期。
委嘱書を受け取るメンバー -
箕輪町議会
正副議長選挙に立候補制導入箕輪町議会は、改選後の議会に、正副議長選挙の立候補制を導入する。
現町議会の議会活動検討特別委員会(松崎久司委員長)が07年2月に議長に報告した検討結果の中で、正副議長選挙について「立候補制の導入」としたことを受けての実施。検討結果は、07年3月議会でも委員長報告している。
正副議長の立候補届出は26日午後5時まで。5月2日の初議会開会前に立候補者の初心表明をし、本会議で投票により決定する。 -
AFS長野南信支部留学生歓迎会
高校生の留学機関であるエイ・エフ・エス(AFS)日本協会長野南信支部(半沢貴子支部長)は22日、07年春季で受け入れた4人の派遣留学生の歓迎会を伊那市駅前ビル「いなっせ」で開いた。留学生とホストファミリー、支部員らが、持ち寄った料理などを味わいながら歓談した。
留学生は3月末に来日し、4月から高校生活を開始。滞在は約1年で、来年2月初旬にそれぞれの母国に帰る。今季の受け入れは、オーストラリア出身で諏訪清陵高のアラナ・ジェーピークさん(17)、カナダ出身で岡谷南高のマキシム・シェリダンさん(17)、フィリピン出身で飯田風越高のデニブ・ジョセット・スギィタンさん(16)、タイ出身で飯田女子高のティティポン・クワソムワンさん(16)。
4人は母国で日本語を勉強して来日。日本語で、「日本に来て楽しい」「学校で友達ができた」と笑顔で話した。
南信支部では今後も、ローカルオリエンテーション、クリスマス会など定期的に交流の機会を設けるという。 -
いけばな池坊全国巡回講座
いけばな池坊全国巡回講座2007の伊那支部(有賀サエ子支部長)の講座が22日、伊那市の県伊那文化会館であった。恒例の講座に会員と一般の430人が集い、実演を見て花の生け方を学んだ。
今年は「温故知新」をテーマに、家元から派遣された講師が、500数十年という池坊の伝統を踏まえて生花、立花、自由花を実演しながら講義。ユーモアを交えた楽しい講義で、途中にビデオも入れながら指導した。
「見えないものが見えるように“心を生ける”」ことを大切にし、水盤にオクラレルカ、シマフトイ、ヤマブキ、シマショウブで水辺とその奥に山の芽吹きを表現する生け方などをステージ上で実演。講師は「水盤はどこの家庭にもあるので、いろいろ工夫してもらえば楽しい」と話した。受講者は生ける様子を真剣に見てメモを取るなどし、講義終了後には講師の作品を間近で見て学んでいた。 -
第32回上伊那ママさん卓球大会
上伊那卓球連盟主催の第32回上伊那ママさん卓球大会は22日、箕輪町の町民体育館であった。団体戦と県大会予選を兼ねた個人戦に80人が出場した。
団体戦1部(4シングルス、1ダブルス)、団体戦2部(2シングルス、1ダブルス)に各8チームが出場。個人戦は年齢別の部で競った。
県大会は5月20日に岡谷市で開催予定。個人戦のベスト4、ベスト8の中から5チームを作り、団体戦と個人戦(ダブルス)に出場する。
結果は次の通り。
◆団体戦1部
▽準決勝
駒ヶ根クラブ3-1伊那ママさん卓球クラブ
美篶レディース3-2箕輪北
▽決勝
美篶レディース3-1駒ヶ根クラブ
◆団体戦2部
▽準決勝
伊那ママさん卓球クラブ2-1狐島卓球クラブ
箕輪ガッツ2-1南箕輪まっくん
▽決勝
伊那ママさん卓球クラブ3-1箕輪ガッツ
◆個人戦2部
(1)中村千枝(辰野ママ)(2)中村洋子(伊那ママさん卓球クラブ)(3)北林恵子(駒ヶ根クラブ)
◆個人戦3部
▽準決勝
小林かず子(高遠町卓球クラブ)3-1伊藤重子(高遠町卓球クラブ)
村上三和子(駒ヶ根クラブ)3-1石井久子(美篶レディース)
▽決勝
小林かずこ3-0村上三和子
◆個人戦4部
▽準決勝
千村淳子(駒ヶ根クラブ)3-1米山真梨子(箕輪町母親卓球部)
宇治章子(箕輪町母親卓球部)3-2加藤由美子(駒ヶ根クラブ)
▽決勝
千村淳子3-0宇治章子
◆個人戦5部
▽準決勝
埋橋澄子(美篶レディース)3-0篠田洋子(南箕輪ママさん卓球クラブ)
阿部恵子(伊那ママさん卓球クラブ)3-0藤沢まさえ(南箕輪ママさん卓球クラブ)
▽決勝
埋橋澄子3-0阿部恵子
◆個人戦6部
▽準決勝
黒田歩(伊那ママさん卓球クラブ)3-0北原光恵(南箕輪ママさん卓球クラブ)
伊東知恵美(高遠町卓球クラブ)3-1西藤なをみ(南箕輪ママさん卓球クラブ)
▽決勝
黒田歩3-0伊東知恵美 -
【駒ケ根太鼓指導者 中坪兼吉さん】
約40年前、東京に住む駒ケ根出身者の会が郷土への思いを込めて市に大太鼓2張り、締太鼓3張りを寄贈してくれた。その好意を生かそうと青年会が市民に呼び掛けて発足した駒ケ根太鼓に当初からかかわってきた。
「その時まで太鼓を打ったことなんてまったくなかった。ほかの人たちもみんな似たり寄ったりだったよ」
そこで短期間に技を身につけようと著名な邦楽師杵屋佐三造氏に指導を依頼したところ快諾を得た。喜んだのもつかの間「何しろこっちは初めてなんだから竏窒ニ思っていたが、いきなり遠慮なく本格的に教えられてまいったよ。厳しいけいこを朝から夜までぶっ通しだ。しかも1週間泊まっていったからね…。もっともそのおかげで今の駒ケ根太鼓があるんだ」。
その後、駒ケ根太鼓は観光イベントに、成人式などの行事に、各地の祭りに竏窒ニ市の顔として定着。全国大会に出場して好成績を収めたり、親善大使として中国やフィンランドなどを訪れたほか、長野オリンピックや国体の開会式でも勇壮な演奏を披露してきた。
◇ ◇
地元の小・中学生の指導にも力を入れている。特に赤穂中学校に対しては、2年生を卒業までの2年間かけて指導して7年目。月2、3回の指導では昼を挟んで4時間みっちりけいこをつけ、夏休みには2日間の合宿も行う。
「最初は本当に手取り足取りだが、若いだけあって覚えも早く、半年で1、2曲は打てるようになる。まあ、きつく言うこともあるし、倒れるぐらいしごくこともしごくがね。反抗期真っ盛りだが、みんな素直だよ」
努力の総決算である文化祭での発表では40人が心を一つにして打つ。その豪壮さは素晴らしく、見詰める保護者らはこみ上げる感動で涙するという。
「みんなが泣くんだよ。うちの子があんなに打てるようになったのか竏窒チてね。実は自分も思わず涙が出るんだ。太鼓は一つの音に聞こえないといけない、心を合わせて打つ気持ちが大切だ、と教えてきたことがこうしてしっかり伝わったと思うとね。自分も子どもたちから大きなパワーをもらっていることがありがたい」
◇ ◇
太鼓はもとより、笛や神楽にも精通する。
「全部できる人は駒ケ根太鼓の中にもほとんどいない。だから誰かが習って伝承していかなければいけないと思ってね。中でも難しいのは神楽の舞だな。光前寺の霊犬早太郎の物語『早太郎神楽』ではヒヒを舞うんだが、これがまた大変なんだよ。まあ自分で思うよりも年だからね。これからは後継者を育てていきたいな」
(白鳥文男) -
歌手佐野成宏さんがコンサートに視覚障害者ら招待
・ス光り輝く声・ス・ススーパーテノール・スなどと賞賛され、イタリアを本拠に世界で活躍する駒ケ根市出身のオペラ歌手佐野成宏さんは5月23日に駒ケ根市文化会館で開かれる自身のソロコンサートに視覚障害者ら20人を招待する。21日夜、市内のホテルで開かれたファンの集いに先立ち、佐野さんは同市の視覚障害者グループ「虹の会」の塩木増彦会長(72)にチケット20枚を手渡して「音楽の響きを楽しむひとときを過ごしてもらえれば何より」と笑顔で語り掛けた=写真。塩木さんは「思いがけない招待で非常にありがたく、うれしい。佐野さんの素晴らしい歌声を励みにして、障害に負けず頑張っていきたい」と話した。
コンサートではピアノ奏者にヴィンチェンツォ・スカレーラを迎え、オペラのアリアやイタリア民謡の名曲の数々を歌う。S席5千円、A席4千円。問い合わせは市文化会館(TEL83・1131)へ。 -
南箕輪村図書館前の花壇でチューリップ見ごろ
南箕輪村図書館前の花壇で赤、ピンク、黄色など色とりどりのチューリップが見ごろを迎えている。
花壇はもともとコンクリートの池だった。管理の大変さから池としての利用を止め、水を抜いた状態になっていたが、村教育委員会が昨年8月、子どもが万一落ちた場合に危険なため土を入れ花壇として整備した。
昨年秋に図書館ボランティアが植えたチューリップの球根約120球が育ち、図書館や村民センターを訪れる利用者の目を楽しませている。 -
【記者室】新議員に求められるもの
市町村議員選挙が終わり、まもなく新体制の議会が始まる。選挙で気になるのは投票率。箕輪町議選の投票率は前回に引き続いてまたも下がった。身近な選挙でも住民の意識は低い。この結果を新議員はどう受け止めるべきか▼現議会の議会活動検討特別委員会は、活動活性化のため問題点と検討事項を洗い出した。模擬議会や休日・夜間議会の実施の研究・検討、議会公聴活動の充実で議会だよりやHPの内容充実などを挙げ、新体制でのさらなる検討・研究を希望している▼政治離れの食い止めは一朝一夕に出来るものではないが、議員は少なくとも住民が議会をより身近に感じるための努力が必要。「議会活動が見えにくい」。そんな声が減る活動に期待したい。(村上裕子)
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花桃の里、500本が満開
一目500本の花桃(ハナモモ)が満開、さながら桃源郷-。駒ケ根市中沢中割のすみよしや休み処(宮下秀春店主)で、宮下店主が15年前から百々目木川沿いに植栽した赤やピンク、白、咲き分け、源平シダレなど500本の花桃が満開になり、市内外からの花見客や写真マニアでにぎわっている。
花桃のほか、レンギョウが黄色のベルトを作り、シバザクラの桃紫色のじゅうたんが川面に映えている。
宮下さんは「3月初旬につぼみが動き出し、その後の冷えこみで花芽が凍ってしまい、心配したが、今年もきれいに咲いた」と満足そう。
花桃は今月末ころまで楽しめるという。 -
部活説明会、6部活が説明
中川中学校で19日、1年生を対象にした部活説明会があった。6部がそれぞれ工夫を凝らし、強力にアピール、1年生はどんな活動をするのか、自分にはどんな部活が合うのか、真剣に説明を聞いた。
同校の部活は文化系が吹奏楽、体育系が野球、卓球、バレーボール(男女)。
トップバッターは吹奏楽部、ドラマ「グッドラック」より「Departure」を演奏し「みんなで心を合わせ、1つの曲を作り上げていくことは楽しい。音楽が好きな人は入部を」と呼び掛けた。
掛け声も勇ましく、駆け足で入場した野球部は、キャッチボールやバッティング、円陣を組んで「オー」と気合を入れ、野球の楽しさを伝えた。
1年生は今後、部活見学や仮入部を経て、正式に入部する。 -
花桃の里、500本が満開
一目500本の花桃(ハナモモ)が満開、さながら桃源郷-。駒ケ根市中沢中割のすみよしや休み処(宮下秀春店主)では、宮下店主が15年前から百々目木川沿いに植栽した赤やピンク、白、咲き分け、源平シダレなど500本の花桃が満開になり、市内外からの花見客や写真マニアでにぎわっている。
花桃のほか、レンギョウが黄色のベルトを作り、シバザクラの桃紫色のじゅうたんが川面に映えている。
宮下さんは「3月初旬につぼみが動き出し、その後の冷えこみで花芽が凍ってしまい、心配したが、今年もきれいに咲いた」と満足そう。
花桃は今月末ころまで楽しめるとか。
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飯島地区農地・水・環境保全向上対策委員会設立総会、定時総会
飯島町の飯島地区農地・水・環境保全対策委員会が4地区のトップを切って設立され、23日夜、成人大学センターで設立総会・定時総会を開いた=写真。
区会や耕地総代、林務委員、地区営農組合、土木委員の代表など委員ら約40人が出席し、規約を制定し、07年度事業計画・予算を決めた。町との協定書は24日付けで締結する。
開会で、竹俣栄二郎区長は「農家も非農家も一緒になって、農地や水を守る新しい施策。協働のまちづくりを進める町の施策と合致する。それぞれの立場で積極的に取り組んで」と期待した。
この後、目的に「地域が共同で農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図る」を掲げ、構成員、機関、専門部会、役員など盛り込んだ規約を承認し、役員構成も決めた。
引き続き、定時総会に移り、町との協定書の内容を確認し、07年度活動計画を決めた。 協定の対象は協定農地281ヘクタール(田236ヘクタール、畑45ヘクタール)、開水路113キロ、ため池1カ所、農道。具体的活動は▽農地と用水路の保全(畦畔・法面の草刈り、病虫害駆除、泥上げ、出水期の点検巡回)▽農村環境保全活動(生態系保全のための学習会、農地、用水施設周辺の美化、景観保全)▽環境負荷低減に向けた営農活動-など。予算額(交付金)1170万円。
委員会構成は次の通り(敬称略)
▽委員長=星野光希(区会土木委員長)▽同副=小林正尚(地区営農組合長)、吉川勲男(鳥居原耕地総代)▽庶務=片桐今朝実(土木委員)▽会計=熊谷功(土木委員)▽監査=三石宏之(中町耕地総代)、市村茂(中山間事業団地代表) -
聴導犬マンガで分かりやすく解説
宮田村に本部がある日本聴導犬協会(有馬もと代表)は、聴覚障害者の抱える課題と聴導犬の役割をやさしく伝える漫画仕立ての解説書を発刊した。聴導犬ユーザーとして訓練を続ける沖縄在住の漫画家上原麻美さんが全面協力。「誰もが気楽に読めるようにと漫画にこだわった。障害者だけでなく、多くの人に読んでもらえれば」と、希望者への無料(送料は負担)頒布も始めた。
同協会が2000年度に聴覚障害者に行った調査では、聴導犬の認知度は「ほぼないに等しい状況だった」(有馬代表)。
しかし、昨年度同協会が全国各地16会場で開いた講演会で聴覚障害者350人に行った調査では、8割以上が聴導犬の存在を以前から知っていると回答。
6割以上の人が聴導犬と一緒に暮らしたいと考えていることも分かった。
「人生でもっとも幸せ、聴導犬と出会うために」と名付けた解説書には、聴導犬との暮らしに向けて励む上原さんの実体験をふんだんに散りばめた。
聴覚障害の解説から始まり、聴導犬のユーザーになるための手続き、訓練内容などを詳しく掲載。漫画と解説が連動する形になっており、障害者や一般の人が知りたい疑問にも答えている。
独立行政法人福祉医療機構の助成を受けて5千部を作成。各都道府県の聴覚障害者協会、行政、各地の手話サークルなどにも配布し、希望者にも無料で2部まで送っている(送料300円は実費負担)。問い合わせは同協会85・4615へ。 -
伊那部町内会が自主防災訓練
伊那市西町の伊那部町内会(根津章総代)は22日、同町内にある旧井澤家住宅を守る「伊那部宿を考える会」と協力して、自主防災訓練をした。同住宅で初期消化方法や消火栓の取り扱いなどを消防署員から学んだ。
今年で3年目となる、年に一度の町内会の自主防災訓練。自主防災会を中心に一般住民ら約50人が参加し、消火器や消火栓の取り扱い方法などを学び、実践した。
消火栓の取り扱いでは、ホースを消火栓につなぎ放水するまでを3人1組で体験。一人ひとりが自分の役割を認識し連携を取りながら放水訓練を実施した。
根津総代は「この地域は水利が悪いので、いざという時の役に立った。歴史のある伊那部宿を守るため、皆が意識を持って訓練に臨めたと思う」と話した。
放水訓練を実施する伊那部町内会のメンバーら -
みはらしファーム 春らんまんまつり
伊那市西箕輪の農業公園・みはらしファームで22日、「春らんまんのみはらしまつり」があり、地元産の花や野菜の販売、スタンプラリーなどの各種イベントで来場者を楽しませた。観光バスで訪れた県外者や市内の家族連れがぞくぞくと集まりにぎわいをみせた。。
本年新たに企画した「信大農学部の出店」のほか、恒例の「アスパラつり」「一貫目ゲーム」など10数種類の催しを開催。もちつき大会は、集まった子どもたちが順番を交代しながら挑戦し、出来上がりは来場者に配られた。
「ポン菓子を作ろう」は随時開催され、大きな音とともに信州産コシヒカリが菓子に変るのを楽しんだ。長蛇の列が常にあり、一回の無料配布で2、3袋を一度に手にする来場者がいるほど盛況だった。 -
国体卓球少年の部・南信予選
第62回国民体育大会卓球競技少年の部南信地区予選会は21日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった=写真。中学3年縲恪mZ3年の男子236人、女子115人の合計351人が県大会へ向けトーナメントを展開した。
県大会は28日、長野市の長野運動公園総合体育館であり、南信地区からは男子128人、女子64人が出場する。
上位の結果は次の通り。
▽男子 (1)中川桂枝(飯田風越)(2)松下幸平(飯田)(3)沖村貴弘(伊那少年卓球クラブ)、川上哲平(下伊那農業)
▽女子 (1)森岡彩乃(飯田長姫)(2)福沢美都里(飯田風越)(3)木下美咲(飯田女子)、川上紗也加(同)