-
町議会一般質問から
飯島町の高坂町長は12日の町議会一般質問で「町の施設では吹き付けのアスベストはない」と報告した。
森岡一雄議員が「アスベストの健康被害が全国的に問題になっているが、町の公共施設の現状は、町民も不安に思っているが相談窓口は」と質問。高坂町長、教委は目視や設計士の聞き取り調査を実施した結果、町の施設には吹き付けのアスベストは全くない。アスベストを含有する吹き付けのロックウールは、町内3小中学校と石楠花苑で使われているが、封じこめ状態であり、今すぐ問題になることはないが、含有量調査を依頼している。アスベストの総合相談窓口は住民税務課に設置する。県も地方事務所に相談窓口を設置し、各種相談に応じているとした。 -
駒ケ根市成人式15日に
今年度新たに496(男性227・女性269)人が成人となる駒ケ根市の成人式は15日午前10時、駒ケ根市文化会館で開かれる。中原正純市長が激励の言葉を贈り、新成人代表の森田美穂さんが謝辞を述べるほか、市民吹奏楽団の演奏や新成人らの意見発表、恩師らによるビデオメッセージの上映などが行われる。
新成人は次の皆さん。
西川明日香、堺澤さとみ、ヤマシタ・ワネッサ・アパレシア、カサイ・アドリアナ・ルミ、加藤史子、倉田さなえ、堺澤恵梨、松澤祐貴、松島綾子、横山麻衣、鈴木真紀、根本高裕、田中敦、西村麻里子、萩元真志、眞島律子、大地茜、高坂由紀、工藤良和、三好圭、吉澤依里子、石澤泰博、山本尚之、倉田真人、倉田優作、橋澤勇太、山本麻衣子、大嶋晃二、小松敦志、多田絵莉、新井亮太、梅澤志穂、小原祐貴、酒井美幸、リュウ・晶、佐藤祐樹、澤田いずみ、田村真一、宮下愛、田中純、松崎一基、三石真奈美、ムタイ・エリカ、有賀史、加藤志織、代田菜つ美、鳥居さつき、中谷仁美、樋掛民樹、ヨシムラ・ジェアン・ビクトル、小島千明、小林文、塩澤武将、遠藤誉之、小平愛、藤岡裕志、北原竜一、北原祐子、小原大樹、小原健太郎、小原隆二、坂藤パロマ、下平絵、塚本美香、佐藤真弓、小平悦代、田中雅美、倉田優生、大澤信、那須野薫、井澤史恵、神崎佳典、杉村優子、竹上茂、小池正敏、塩澤のぞみ、寺澤千恵、戸枝美採、三輪奈那子、水上晃司、太田美紀、柿沢知佳、川添祥子、北ノ原悠太、小原武、小林玲香、五味幸恵、齊藤真奈美、斉藤直樹、坂上知枝美、田上美加子、寺本篤史、原奈津美、樋口奈美、細野航、堀籠希、宮川暁子、山崎浩美、山下恭平、和田広太朗、阿部里美、小椋愛香、木村志麻子、清原朋美、久保田友理、小池真利枝、柑本奈穂、小室真知子、菅沼なつ紀、関城沙和子、正木愛理沙、宮澤あゆみ、吉越一恵、荒井里沙、井上雄介、榎本瞳、紀室友美、小林真由美、五味優美、斉藤友香、佐藤明奈、・ス木美歌、・ス橋恵乃、田中美希、田中良枝、塚平峰也、丹羽真一、太田麻衣子、宮野内明美、池上英樹、伊藤桃子、石澤佐由利、植田朋子、遠藤肇、小澤あづ紗、宮澤一平、野上智弘、池上雄太、畑口茜、降旗あず美、松井智樹、大槻友基、斉藤綾、榎本太朗、本間裕之、倉田早貴、吉川亜紀、鈴木滋、宮島知香、小平美菜子、小口晋太郎、今井譲、小倉静江、氣賀澤太基、久保田洋平、佐藤豊子、森和雄、米山沙織、暮石郁美、矢澤佐織、粟野智久、冨安美和子、中村洋子、矢澤有希、山本由香、米山香織、米山千秋、米山賢治、土屋祐紀、岩崎文哉、岡田賢有、松崎健太郎、小倉麻衣、河上夏紀、小林あづみ、小林豊、堺澤剛、七森美江、福澤尋翔、小林真希、渋谷恵、瀧澤うた子、木下仙子、小町谷侑紀、・ス森友美、・ス森弘輝、西澤昌志、原科正太、松下卓哉、宮崎望、山口裕、青木望、鈴木裕介、オツカ・タイザ・ラケル・デ・ソウザ、武田雄児、中島祥、仁科真由美、林広夢、三澤夕紀、青木満、太田学慈、岡崎志麻、吉川保、倉田禎寛、寺澤拓人、本多紗弥子、福島和裕、村上茜、長野睦美、小林孝則、前橋洋平、鈴木公平、アンニヨ・エンリケ・リカード、中島裕幸、福澤圭、坂下都由紀、倉田悠、原真理子、林広夢、下平貴史、小椋愛香、伊藤友美、服部光恵、花塚真理子、横田博之、篠原梢、唐澤恵梨、唐澤甲一、境貴一、水田智裕、渋谷学、上沼恵弥子、小林義成、小松原千沙、小林光穂、小松恵太、阿部由夏、田中奈月、アラシロ・ミレナ、米澤潤、児之原舞、瀧村ひとみ、手塚新一、平栗洋紀、福澤健太、下島繁、木下和歌子、唐澤恵梨、気賀澤佐恵、大口芙美、田中紗奈恵、遠藤麻衣、氣賀澤真希、二ツ木弘幸、米山裕二、市村里美、小林沙樹、足立佑介、新井ひかり、山口亜希子、小町谷みさき、小松英敏、山崎慎也、米村浩一、松崎将和、中城真衣、中坪美希、中坪智幸、松崎隆治、宮澤俊哉、宮澤達也、気賀沢強、小田原多恵子、戸枝要、中原智恵、所河美貴、小出大毅、波多野芳恵、平澤李沙、菅原奈緒哉、小林裕輔、田中雅美、細田美帆、吉澤恵、渡部あゆ美、石田涼子、山田明倫、鈴木貴子、野溝友里、加藤沙織、水田憲二、下島季也、原久徳、小澤うらら、小池知毅、中島淳、赤澤美穂、久保田湖乃美、小島真、宮下樹里、渡辺隆志、井口梓、伊藤真一、片桐光彦、上村章一郎、小林祐二、肥野克隆、村澤友香、山本誠、芦部麗子、伊藤恒太、川上直人、木下友博、小松麻由、小松孝規、下村文人、竹澤留美、中山香寿美、野村真吾、秦裕基、松崎容子、松崎千春、和田智之、伊井島早苗、岩下冴子、米山隆之、大場信吾、小池藍子、・ス坂幸明、近藤寛樹、佐野政幸、菅沼和樹、松村香、米澤大輔、小出和実、北原慎治、有賀祐介、田中啓司、片桐光彦、日高千絵子、伊藤美根、森良平、木下真菜美、寺澤敦、林佑希、山内良平、竹村友美、西田大祐、大原千夏、小松明美、中澤知世、水上昌彦、中村弥生、石田裕樹、前田幸春、小林一三、田中良枝、増野奈央、唐澤健、守屋奈美、櫛田未来、小松彰裕、中村茜、新井貴昭、牧内望、田川フランシエレ、船戸由美子、小笠原未紅、小池哲志、小松加苗、井戸昌幸、小出しのぶ、林秀美、張山晃広、松澤幸恵、小口秀司、唐澤基央、平田哲也、廣山裕一、藤木宏幸、本島佳樹、渡邊鉄也、小松紗織、中島あゆみ、廣末和人、刈間英文、村澤祐大、植木美香、松崎孝俊、大宮ひとみ、木下もなみ、平澤李沙、矢野太郎、原由佳、菊池さゆり、小林奈緒美、宮澤智和、赤羽友幸、池上貴彦、井出佳耶乃、大平駿、後藤真由美、湯澤淳、カルバリオ・ルシアノ・ヒトシ、塩澤晋平、長谷部みのり、山田健、青山志帆、辻本貴久、林隆成、宮嶋応治、朝田美香、大脇恵、五味奈緒子、田中春樹、水上賀重子、山田真、山中綾、山宮浩平、藤澤加奈、戸田純子、小出一貴、遠山幸一、林裕美、林裕輝、村上将太、北澤貴史、林周平、北原秀一、林洋子、湯澤伸一、木下直樹、所河奈津子、木下奈美、竹村美沙子、木下義和、森路歩、竹村仁志、北原充、林智広、下平さゆり、下平ゆかり、竹村美希、竹村のぞみ、寺平良太、宮脇奈美子、宮下裕介、宮脇さやか、下平美菜、林美緒、岩見京子、宮下弘志、久保田至、宮下浩輝、熊谷さゆり、小松由佳、下平麻弥、小松大剛、竹村美香、米村司、上村絵里香、草野美咲、下平紗衣子、下平祐一、宮脇いずみ、竹村勇人、竹村幸奈、小林茜、小林太一、北原聡、下島亜弥、下島哲夫、宮脇志をり、水野和美、坂間岳志、下島裕、原直紀、市村恵介、今井俊光、小木曽野麦、山岸沙矢香、上村暁美、木下暢、赤羽孝之、今井哲也、久保田菜奈、久保田唱、竹村由美、馬場美歩、福澤弥生、森田美穂、大沼有希恵、大沼憲信、リマ・ジョズエ・ジュニオル、シキエリ・ベアトリス・キヨミ、ヒグチ・リタ・デ・カシア -
信州の四季を描く-第5回向井敏一洋画個展
駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店は「信州の四季を描く-第5回向井敏一洋画個展」を21日まで2階ニシザワギャラリーで開いている=写真。明るい透明感のある筆致で西駒ケ岳、仙丈ケ岳や奥入瀬渓谷などの自然が見せる四季折々の表情を鮮やかに表現した向井さんの作品約60点を展示即売中。6-50号。12万円から。
問い合わせは同店(82・2111)へ。 -
子どもネットいな「夏休み親子工作教室」開催
夏休みを利用して親子で工作を楽しんでもらおう窶狽ニ9日、子育て支援グループ、子どもネットいなは、伊那市の生涯学習センターで、小学生以下の子どもと保護者を対象にした「夏休み親子工作教室」を開いた。集まった約20組の親子が、伊那西高校折り紙・工芸クラブ(藤澤直彦教諭)の生徒に指導を受けながら、万華鏡や手作りキーホルダーを作った。
工作教室は今年で2回目。伊那西高校の生徒たちは、昨年に引き続き協力・参加した。 昨年は「万華鏡中身を替えて楽しみたい」との要望もあったため、中身が取り変えられる万華鏡に今年は挑戦。同時に、安全ピンを使ったキーホルダーもつくった。
母親や高校生の手を借りつつ子どもらは、カラフルな色紙を貼ったり、思い思いの材料を筒に入れて、自分だけの万華鏡づくりを楽しんでいた。 -
8月から伊那に赴任した県国際交流員
ジョアン・ゴーリーさん(22)「せっかくここに来たんだから、伊那や信州をすみずみまで体験して回りたいです」
流暢(りゅうちょう)な日本語で話す。透き通るような美しい青い眼だ。
県の国際交流員。各種イベントや語学指導を通じて地域における国際交流の促進を図る。多文化理解講座・その国の言葉で読む世界の絵本・世界の家庭料理など盛りだくさんの活動だ。
8月3日から伊那に。前任のブライアン・ロー氏に代わり、上伊那地方事務所を拠点に活動する。任期は1縲・年がめどで、まだ確定していない。
「着いた早々いろいろなことを体験させてもらったんですよ」
6日の伊那踊りでは合庁連のしんがりをハッピを着て歩いた。「踊り方がまったくわからないのに、引っ張り出されて、見ようみまねで体を動かしながら歩いただけですよ」と笑う。
名物ローメンも食した。「味にクセがある」けれど、「美味しかった」という。馬刺しも食べた。「母国では馬は食べ物ではないんですよ。だから、もうビックリ仰天。でも味はオッケー。好きになりそうです」と話す。
母国はニュージーランド。南島の40万人都市クライストチャーチ市に生まれて育った。日本人の留学生も多い環境で、15歳から日本語を学習。00年に愛知県岡崎市に留学し、英語学習の手伝いなどをした。03年には大学の交換プログラムで埼玉県越谷市の文教大学に1年間留学。「景色も、食べ物も、人柄も、日本が大好きなんです」という。
岡崎市や越谷市に比べて伊那市は「のんびりした感じ」。ニュージーランドものんびりしたところだが、それ以上の感覚を覚えるそうだ。「街がこじんまりとしていてかわいい。それにきれい。家族で経営している商店が多いみたいで、とてもフレンドリー」と印象を語る。
市内の官舎から通うが、最初、道がわからずうろうろしていると、通りすがりの人があれこれと道を教えてくれた。そんなことにいたく感激している。
県職員として働くわけだが、仕事の上では、時間に正確に仕事をすることと、上下関係がはっきりしていることに驚いているという。特に上下の関係で「日本語まで変わること」。
「英語では少し変るだけなんですけど、日本語の敬語は言い方まで大きく変わるでしょ。留学していた時には学生だったからあまり気にしなかったけど、今度は仕事ですからね。相手に失礼なことはできないですしね」
こんなところからじつは国際交流・異文化体験は始まるのかもしれない。
「やれることは何でもやってみたい」というジョアン。ニュージーランド育ちの若い視点で、伊那谷の人々にも「新しい発見」をもたらしてくれることだろう。 -
グリーンファームでキノコの入荷始まる
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファーム(小林史麿代表)に、早くも秋の味覚"キノコ"が入荷した=写真。
12日は、チチタケ10パック、コウタケ10パック、ハナビラタケ4パックが店頭に並んだ。
いため物やホイル焼きと相性がよいチチタケは、お盆の前後に発生する夏のキノコで、例年この時期に入荷する。
コウタケも、夏から秋が季節のキノコで、一度乾燥させてから調理すると、独特の香りが楽しめるため、人気が高い。この日も午前中に売りきれてしまった。
ハナビラタケが、この時期見られるのは珍しいという。マツタケと似た香りがあり、希少性が高いため「幻のキノコ」として珍重されてきた。体の免疫力を高めるβグルカンが大量に含まれているとして、現在注目されている健康食材でもある。 -
大施餓鬼(だいせがき)会
先祖の霊が帰るといわれるお盆を前に駒ケ根市の安楽寺で11日、恒例の大施餓鬼(だいせがき)会が営まれた。市内全域の檀家から約300人が本堂に集まり、僧侶の読経が響く中「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら手を合わせて焼香し、先祖の霊を慰めた=写真。法要を終えた参加者らは僧侶らがまいた散華(さんか)と呼ばれる仏の絵を描いた札や塔婆、小旗などをそれぞれ大切そうに抱えて家路についた。
施餓鬼は地獄で苦しむ餓鬼に施しをするための法要だが、人への思いやりや先祖ヘの感謝の気持ちを忘れないよう、お盆に合わせたこの時期に行われることが多い。 -
アスベスト研修会
健康への被害が問題になっているアスベスト(石綿)について中南信地区市町村の担当者らに基礎知識を習得してもらおうと県・県教育委員会は11日、駒ケ根市の県看護大で研修会を開いた。施設の管理者、建築・生活環境担当者ら約200人の県・市町村職員が参加し、アスベストに関する講演や取り組み状況についての県の説明などを聞いた=写真。
建設業労働災害防止協会県支部指導員の柴田房夫さんはアスベストの危険性について「飛散しないよう封じ込める対策をとってあれば通常は問題ないが、建物を解体する場合などには空気中に飛散しないよう、設計図書などで施工年月や使用された材料などについて確認し、実際に目で確認するなど綿密な手順を踏むことが必要」と話した。参加者はメモを取りながら熱心に話を聞いていた。
アスベストは繊維性の鉱物で▽燃えない▽電気を通しにくい▽磨耗しにくい窶狽ネどの性質があることから、耐火被覆材として建物の鉄骨や天井などに吹き付けられるなど広く用いられてきた。 -
三峰川を知るためのサイクリング・ツアー
サイクリングをしながら暮らしを支える三峰川を知ろう窶狽ニ12日、三峰川みらい会議は「三峰川サイクリングツアー」を開いた。
アレチウリ駆除や自然学校など、三峰川に関する活動に取り組んできた同グループだが「原点に戻り水について学ぼう」と、流域住民や夏休み中の小学生などを対象に、ツアーを企画。約20人が集まった。
コースは伊那市役所からスタートし、三峰川沿いを上流、高遠方面に向かって進むもの。途中、流入河川の水質検査も行った。
pHや透明度などの調査には、子どもたちも挑戦。意外にも上流の方が透明度が低い結果となったのは、前日に降った雨の影響だという。
今回は雨のため、予定の半分しか回れなかったが、普段あまり見る機会がない三峰川に触れた子どもたちは、その面白さを再発見したようだった。
三峰川みらい会議は、来年も8月初旬に同ツアーをしたいとしている。 -
箕工未来を育てる会、9月に5万人の署名を県に提出
県教委が示した高校改革プランのたたき台ので統廃合校として校名が挙がった箕輪工業高校の未来を育てる会は(平澤豊満会長)は11日、箕輪町文化センターで会合を開き、箕工の存続を願い集まった5万人の署名を、9月、県に提出することを確認し、県教委に対して、同会と県教委が直接話し合える場の設置を求めていくことを決めた。
今後、育てる会は知事、県教委、第3通学区の高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)に、嘆願書を提出する。委員会への提出は18日。第5回高校改革プラン推進委員会(伊那市)が始まる直前に提出し、知事、県教委に対しては、9月の第1週に、5万人の署名と共に提出する。
また、会の相談役、小林伸陽県議から「会が直接県教委や推進委員会と話し合う機会を設けては」との意見がだされ、その一歩として県教委に話し合いを求めることを決めた。
平澤箕輪町長は「地元工業高校がなくなるということは、工業が盛んな上伊那全体の問題。また、定時制高校の本来的な役割を考えれば、1校に集約することが本当に良いことなのかを考える必要がある」と話した。
また今後は、PTAや同総会を包括する同会が中心に、箕工の存続に関する活動に取り組んでいく。 -
中日本総合女子ソフト選手権開幕
第49回中日本総合女子ソフトボール選手権大会が13、14日、伊那市の市営球場、富士塚スポーツ公園運動場など5会場である。中日本ソフトボール連合などの主催。12日、県伊那勤労者福祉センター体育館で開会式があった。
一般、高校、中学、小学生の4部門。それぞれ東海地区4県、北信越地区5県の代表(開催県は特別枠を含む2チーム)と、前回大会の上位2チーム(高校、中学、小学生の部は上位4チーム)の計50チームが、2日間のトーナメントで熱戦を展開する。
伊那市からは2チームが出場。一般の部の「Twister」は愛知県代表の「中京大学」と、中学生の部の「伊那東部」(伊那から3人補強)は静岡県代表の「北浜」と初戦で対戦する。
初戦の試合時刻などは次の通り。
▽Twister=13日午前9時・美すずスポーツ公園運動場A面▽伊那東部中学校=13日午前11時・伊那市営球場 -
民主党が加藤学氏を擁立
衆院選長野5区に、民主党から国際林業研究センター研究員の加藤学氏(36)=上田市出身、ジャカルタ在住=が出馬する。12日、飯田市で記者会見し、政権交代の必要を訴えた。
加藤氏は早稲田大学卒。NHK広島放送センター放送部報道番組班ディレクターなど務め、01年に日本貿易振興機構アジア経済研究所に入所、04年から国際林業研究センターに出向している。
党県連の審査委員会の審議で、公募した立候補予定者9人の中から加藤氏の擁立を決めた。9人の中には上・下伊那出身者もいたが、加藤氏の意欲を買った。中島衛元衆院議員の地盤を引き継ぐ。
衆院選は小泉政権を根本から問いただす選挙と位置づける。
加藤氏は「建具屋の息子が出馬のチャンスをいただけた。政治に対してガツンと言えるのは、チャンスを与えられた人間」とし「だれもが挑戦でき、まじめさが報われる社会が求められている。日本を立ち直らせるのは民主党で、閉塞した社会に風穴を開けたい」と政権交代の実現に意欲を見せた。
「郵政民営化は議論を重ねていくもので、アジア外交や年金問題など優先すべきことがある」と述べた。また、研究テーマである森林に興味を持っていることから、産業だけでなく、新しい価値観を持つ「人と森の共生・創造」に取り組みたいとした。
5区では、自民党現職の宮下一郎氏、共産党新人の三沢好夫氏が出馬を表明している。 -
上伊那農業高校お花市大盛況
南箕輪村の上伊那農業高校の恒例お花市が12日、JR伊那北駅前といなっせ広場であった。生徒が心を込めて育てた新鮮な花を買い求めようと長蛇の列ができる盛況で、販売開始から1時間足らずで600束を完売した。
花は、農業クラブの農林委員会を主体に、農林専門委員が協力し全校で育てた。早く咲き始めた花は事前に収穫して冷蔵庫保存し、残りは11日に収穫。赤、紫、白のアスター、オミナエシ、小菊、シマガヤ、ガマの穂などの入った立派な花束を作って準備した。
今年は整理券配布をやめ先着順に販売。朝早くから列ができ、500円の花500束と300円の花100束の合計600束を完売した。
伊那市春日町の主婦らは、「毎年来ています。切りたての花を持ってきてくれるからお盆中ずっと持つのでとてもいい」「すごい人で帰ろうかと思ったけど、手に入ってうれしかった」と笑顔で生徒から花束を受け取っていた。 -
いろいろ物作り体験会「身近なもので草木染め」
南箕輪村公民館主催のいろいろ物作り体験会「身近なもので草木染め」が12日、館内であった。小学生から大人まで5人がヒメジョオンなどの草木染めに挑戦した。
家庭の台所で手軽にできる染物を体験しようと、日本手芸協会トールペイント認定教室プリムローズを開いている大洞かずよさんが指導。ヒメジョオンとタマネギの皮の2種類で木綿の布を染めた。
参加者は、絞り模様に染め上げるため、持ってきた布を何カ所かつまんで輪ゴムでしっかりと縛った。
染色は、ヒメジョオンなどをホウロウ鍋で煮だし、同浴染という方法で鍋にミョウバンを入れ、染まりやすいように牛乳に浸した布を入れて15分くらい煮たあと、1時間ほどそのまま冷ました。
染色液が冷えたところで布を水洗い。ヒメジョオンは薄い黄色、タマネギの皮は鮮やかな山吹色に染まった。「模様はどうなったかな」とワクワクしながら各自の布の輪ゴムを解くと、白く丸い模様が浮き上がり、「わあ、きれい」「すてき、すてき」と皆感激した様子だった。
南箕輪小学校4年の北原怜奈さんは妹の佑奈さん(2年)、祖母と参加。「手芸が好きで、草木染めが楽しそうと思って来た。きれいにできた」と喜んでいた。
染色液が冷めるまでの約1時間は、即席トールペイント教室で、小さいハート型の木にヒマワリを描いてストラップ作りも楽しんだ。 -
天竜川浸水への防災対策住民説明会
南箕輪村は11日夜、北殿区下段地区の住民を対象に、天竜川浸水への防災対策住民説明会を北殿公民館で開き、天竜川の「特別警戒水位」や避難対策を説明した。
水防法の改正により7月1日から、北殿水位観測所に避難などの目安になる水位「特別警戒水位」(7・10メートル)が設定されたことにより、村が避難対策を示した。対象は、天竜川上流河川事務所が天竜川浸水想定区域とする北殿区内のバイパス東側、天竜川との間に住居を構える区民。
特別警戒水位に達した時点で村が「避難準備指示」。住民は避難準備をし、北殿区自主防災会は非難援助希望者と連絡を取り、人員を確保。浸水が予想される時点で村が「非難勧告」を出し、住民は北殿公民館に避難、自主防災会は避難援助希望者宅へ向かう。
情報伝達は、村は防災無線ほか広報車により周知。北殿区長と自主防災会長へ電話連絡する。区長と会長は各組長らへ連絡し、組では連絡網などで周知する。連絡網は今後早急に整備する。
災害時に一人で、または家族の介助だけでは避難できない人が、自主防災組織の協力を得てスムーズに避難するため、災害時要援護者の登録も開始する。
9月4日の防災訓練主会場は北殿区で、大雨による天竜川からの浸水対応訓練を実施。避難対策に基づき情報伝達、避難者の確認などをする。 -
高遠高校創立80周年で記念CD製作へ
高遠町の高遠高校(清水國利校長)は今年で創立80周年を迎え、10月下旬に予定している記念式典に向けて、記念CDの製作に取り組んでいる。合唱部や吹奏学部、音楽コースの生徒約40人が12日、伊那市駅前ビル「いなっせ」ホールで校歌などを収録した。
同校同窓会、振興会などでつくる式典実行委員会が、音楽コースを取り入れる特色を生かし、手作りのCD製作を考案。約700枚を作って、式典で生徒や出席者らに配る。
収録するのは、応援歌「アルプスおろし」、逍遥歌「朝に仰ぐ」のほか、校歌をピアノ伴奏で斉唱、吹奏楽部伴奏で斉唱、ピアノのみの演奏の3パターンで録音。
2週間集中的に練習した生徒たちは「自分たちの演奏がCDになって、いろんな人に聞いてもらえるなんてうれしい」と張り切って取り組んでいた。 -
宮田小でアスベスト含有の可能性があるロックウールが露出
宮田村の宮田小学校の校舎内の一部で、アスベストが含まれている可能性があるロックウールが露出していることが12日までに分かった。村教育委員会は、アスベストが含まれているか成分の分析など対応を検討する。
露出しているのは、児童玄関入口から続く階段の天井部分。1階から2階まで吹きつけて固めてあり、「現状で飛散する可能性は少ない」(村教委)とみている。
また、一部の教室の天井も同様の固めた状態で露出している。
ロックウールは人工素材だが1980年頃までに施工したものについては、アスベストが含まれている可能性がある。宮田小は80年に改築しており、使われたロックウールにアスベストが含まれているかどうか分かっていない。
村は全ての公共施設でアスベストの使用調査を実施したが、文化会館、老人福祉センターで密閉された状態でロックウールが使われていることが分かった。 -
むらづくりネット宮田設立
夢を持ってできる所から自分たちの手で自立のむらづくりを進めようと11日、宮田村に「むらづくりネット宮田」が発足した。村長の諮問機関として5月末の提言後に解散した「むらづくり協議会」の有志が、活動を継続、発展させたいと集まったのがきっかけ。児童育成の看板づくりや福祉マップなど既に具体化する取り組みもあり、多くの住民に参加を呼びかけ・ス協働・スの輪を広げたい考えだ。
住民と村職員が同じ目線で議論した同協議会の良さを活かし、行政との・ス協働・スも積極的に推進する計画。発足メンバー約25人のうち村職員が8人ほど、村議が3人加わった。
「村が住民参加の機関を設けても、提言後の展開がない場合が多い。宮田の取り組みはモデルケースにもなるはず」と同会事務局は期待を寄せる。
協議会に引き続き参加した村職員は「住民と一緒に協力することは、行政職員が意識を持って動くことにつながる。職員の立場を最大限に活用し、役に立ちたい」と話す。
活動の基本は「自分たちがやってみたいことをやってみる」。プロジェクトを立ち上げて賛同者を募るほか、実現に向けて他団体との連携も図る。
既に準備会の段階で「福祉マップ」の作成を計画。協議会の教育文化ワーキンググループが立ち上げた新たな組織と協力し、児童育成の看板もつくろうと動き出している。
この日開いた設立総会でも「宮田の水を利用して水力発電を設けたい」など、計画案を自由に出し合った。
役員も決め、代表にはむらづくり協議会長だった保科治男さん=町3区=、副代表に仁科智弘さん=大原区=を選んだ。 -
火災の消火と人命救助で消防署長が感謝状
宮田村町3区で発生した火災で、人命救助と初期消火にあたった同村大原区の井上武弘さん(59)雄史さん(28)親子と、友人の太田聖治さん(27)=伊那市西春近出身=の3人に12日、伊南行政組合消防本部北消防署長から感謝状が手渡された。「当たり前のことをしただけ」と話したが、同署は「的確な行動で消防の模範」とたたえた。
3人は先月16日夜、村内で行われた祇園祭を一緒に見物して帰宅途中に火災を発見。携帯電話ですぐに消防へ通報した。
さらに家の中にいた老人を屋外へ救出。風呂場の水を使って消火に務めた。
天ぷら鍋のかけ忘れが出火原因だったが、消防到着時には既に鎮火。的確な判断により延焼はなく、老人も無事だった。
この日は村役場で感謝状の贈呈式があり、井上武弘さんが出席。古澤正則北消防署長は「皆さんの活躍で被害は最小限に食い止められた」と感謝した。
「とにかく火を消すことしか頭になかった」と井上さん。当たり前のことをしただけと繰り返したが、3人の勇敢で迅速な行動が地域を守った。 -
きょう 官報告示
11日に開かれた伊那市・高遠町・長谷村合併協議会で、小坂市長は12日付で総務大臣から官報告示されると報告した。法的事項が終了し、合併(06年3月31日)の効力が発生する。
小坂市長は「1年かかって協議し、ようやくたどり着いた」と関係者の協力に感謝。
伊東町長は「きめ細かな住民説明を開いて理解を得ていきたい」、宮下村長は「地域自治区のあり方についてどう歩んでいくのか懇談したい」とそれぞれ述べた。 -
みはらしの湯でますみヶ丘平地林のチョウなどを展示
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、1階ロビーで市が保全・調査活動を進めているますみヶ丘平地林に生息するチョウや植物の標本を展示している=写真。
国チョウのオオムラサキなど、多様な動植物が生息する約70ヘクタールの平地林には、85科260種の植物と、8科59種のチョウが生息しているという。
子どもたちに、地元の豊かな生態系を改めて知ってもらおう窶狽ニ、夏休みに合わせて、市が04年にまとめた同地区のチョウの標本や動植物を展示。合わせて、地域に生息するクマやリスなどの生活の様子を納めた写真なども展示している。
8月末まで。 -
わくわくワールド体験キャンプ
駒ケ根市教育委員会・同市国際理解教育委員会は10・11日、小学校高学年の児童を対象にした「わくわくワールド体験キャンプ」を駒ケ根青年海外協力隊訓練所やふるさとの家などで行った。市内の小学生12人と小学校教諭9人が参加し、米・英・カナダ人のAET(英語指導助手)らと異文化体験ゲームやバーベキューを楽しんだり宿泊体験などを通じて、普段知る機会の少ない遠い外国の文化に触れた。
3人のAETらは英語と片言の日本語でそれぞれ自国のことについて紹介した。米国人のマットさんは「ぼくの育ったシカゴのピザは大きくて厚くてとてもおいしい。みんなビザは好き?」などと陽気に話し掛けた。英国人のハンナさんは「ベッカムもハリ窶煤Eポッターもイギリスよ」とお国自慢。児童らは本場の英語の発音がなかなか聞き取れない様子で、首を傾げたり隣の友達とひそひそ話し合ったりしていた。
最初は緊張気味の表情を見せていた児童らだったが、身振り手振りや片言の英語での会話を繰り返すうち徐々にAETらと打ち解けて笑顔も出るようになり、ふるさとの家でのバーベキューや文化センターでの調理などを存分に楽しんでいた。 -
いのちを育む体
駒ケ根市教育委員会・性教育プロジェクト会議は今年度中に7回の開催を計画している「親のための知恵袋学習会」の第2回講座を9日、駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約20人が集まり、助産師の戸枝順子さんの講演「いのちを育む体」を聞いた。
戸枝さんは女性の生殖機能について医学的な見地から詳しく解説。妊娠の仕組み、年齢による変化などを分かりやすく説明した。
講座は来年1月にかけて月1回開かれ、それぞれ助産師、医師、警察官、教諭らを講師に招き、性に関する問題について広く考えていく。 -
県の組織再編、景観保護などについて議論
田中康夫長野県知事と各市町村長との意見交換会が10日、県伊那合同庁舎であった。県政上の基本政策に関して市町村長と直接意見交換すためのものだが、総論的な議論と各論的な議論が混在したものの、県の組織再編や景観保護、森林保全とその財源などについて意見が交換された。
田中知事は市長村の意見を聞かない窶狽ニいう市町村や県会議員らの意見を踏まえて、04年より県側から設定されて行われているもので、地方事務所が存在する10圏域ごとに行われている。
県側は知事のあいさつの後、(1)県の組織再編、(2)廃棄物の減量化・資源化を進める県の取り組み、(3)これからの森林政策、(4)景観の保護・育成計画窶狽ネどの基本政策について説明。
市町村側からは、事前に意見質問項目を提出した市町村長が発言。小坂伊那市長は、景観計画に関連して、権兵衛トンネル開通に伴う国道361号線沿いの景観保護について、伊那市と南箕輪村、さらに木曽などの広域的な対応策について権威イニシアティブを取ることを要請した。
伊東高遠町長はポレポレの丘事業をコモンズ支援金認定事業とするよう要請した。
矢ヶ崎辰野町長は、県の組織再編について厚生課と保健所の統合は賛成だが、農業振興と密接な関係にある土地改良課を環境部門に統合するのは疑問と注文をつけた。
平沢箕輪町長は、組織再編について(1)職員の意識改革(2)民間委託の積極的推進窶狽|イントとして指摘し、高校再編問題で「教育委員会の提案は唐突で納得できない」として箕輪工業高校全日制廃止(多部制・単位制への移行)を含むプランの白紙撤回を求めた。また救急救命士の認定を急ぐように求めた。
高坂飯島町長は中央道の上を渡る水路橋の改修への県の補助を求め、曽我中川村長は中川村の地域振興をめざすブランド化戦略との関係で、県の応援が組織再編計画の中にどのように組み込まれているかを質した。
宮下長谷村長は、森林保全政策との関連で、水源税などの導入について質し、知事は森林税の06年度からの導入に向け準備していると答えた。
中原駒ヶ根市長は、事前の意見質問項目の提出が遅れたため最後になったが、(1)組織再編については市町村との棲み分けを明確にすべることを求め、(2)高校再編については唐突な再編計画の提案に講義して白紙撤回を要求した。(3)また昭和伊南病院の救急救命センターの設備・体制の整備が必要とした県の報告に対して、「地元の努力を無視している」と感情をあらわにして自説を述べた。 -
伊那市・高遠町・長谷村合併協(14)
伊那市・高遠町・長谷村合併協議会の第14回会議が11日、市役所で開かれた。▽特別職の身分の取り扱い▽事務組織および機構の取り扱い窶狽ケ承。新市章は11月ごろから募集したいと報告した。
特別職の身分の取り扱いは、特別職報酬等審議会を設置し、合併までに調整。理事者、地域自治区長(総合支所長)、消防団員、各種審議会委員などの報酬額を審議する。
委員はまちづくり委員会、区長会、女性団体など各市町村長が推薦した6人と、経営者協会上伊那支部、金融団など4人で構成。
9月ごろに諮問し、11月に答申予定。
事務組織および機構の取り扱いは、本庁に総務、市民生活、保健福祉、産業振興、建設、水道の6部を設置。高遠町、長谷村に置く総合支所は、本庁の組織と整合性を持ち、これまでのサービスを維持する体制を確保する。
部・課の肥大化について「最小限必要で、効率的な課を考えた。都市計画課は建設課で対応できる」とした。
市章は11月初旬から1カ月ほど募集し、候補選定委員会で5点に絞る。合併後、新市長・市議会議員が決まったあと、選定委員会を設けて決定する。
委員は正副会長・幹事会に一任した。
次回(11月)の合併協では、特別職報酬等審議会の答申のほか、仕事の流れを示した機構図が提示される。 -
錦町を愛する会が夏祭りを企画
伊那市荒井区錦町の住民有志でつくる「錦町を愛する会」(木下昭治会長、11人)は15日、図書館前の広場で夏祭りを開く。
5年ほど前に常会主催の夏祭りが途絶え、飲み会の席で夏祭りの話が持ち上がった。「子どもたちに楽しい思い出を残してやろう」と急きょ、組織を立ち上げ、祭りを企画した。
当日はフリーマーケット、ヨーヨー、ビール、ジュース、花、野菜などの夜店が並ぶ。時間は午後6時から9時まで。
メンバーの一人、木下洋一郎さんは「以前は盆踊りもあってにぎやかだった。地域住民の交流も兼ね、みんなで盛り上げてもらいたい」と来場を呼びかけている。 -
伊那市の小黒川付近でクマに襲われけが
11日午前9時30分ころ、伊那市西町区大坊の小黒川付近で、河川管理のため一人で巡視中だった駒ヶ根市東伊那の県嘱託職員・新井佑幸さん(63)がクマに襲われ、顔面や額、左ふとももなどを負傷した。市は防災無線や有線放送などを通じて注意を呼びかけている。
新井さんは、自力で近くの民家まで助けを求め、救急車で市内の病院に運ばれた。命に別状はないという。
助けを求められた女性(62)によると、「額は右側が10センチ、左側が20センチくらいの長さで裂け、顔やシャツは血だらけ。急ぎ、氷で冷やした。お尻も左側のズボンが破れていた。自分で車を運転し、救助を求めてきた。気丈でしっかりしていた」。
現場は、幅1・5メートルくらいの作業道。草の上には点々と血が残されているなど、被害の大きさが分かる。
地域住民の多くは、作物の被害や足跡などからクマが近くに生息していることは分かっていたが、人を襲ったのは初めて窶狽ニ驚いていた。
市は、午前11時に防災無線で周知し、近くのキャンプ場、学校にも注意を呼びかけた。また、午後は、伊那市猟友会の協力で、現場付近の小黒川両岸に、1基ずつドラム缶の捕獲檻(おり)を設置した。
上伊那では昨年8月16日、宮田村でジョギング中の男性が子連れのクマに襲われている。 -
みのわ手話ダンスの会が県外の愛好者と交流
箕輪町の手話ダンス愛好者でつくる「みのわ手話ダンスの会」(大槻一子指導員)は7日、町内の松島コミュニティーセンターで、交流会をした。大槻さんが指導する上伊那の4教室のメンバーと、東京、横浜から迎えた愛好者ら約60人が、親ぼくを深めた。
03年から2年に一度ある交流会。参加者らが「瀬戸の花嫁」「四季のうた」「ふるさと」「川の流れのように」など、さまざまなジャンルの曲に合わせて23プログラムを披露。日ごろの練習の成果に、盛大な拍手を送り合った。
また、全プログラム終了後は、各土地のお囃子(はやし)を全員で踊り、交流もした。
大槻指導員は「手話は聴覚障害者の大切な言葉ということを、見る人も、踊る人もより深く理解し、障害者との交流を深めていきたい」と話している。 -
伊那市竜西地域
Bフレッツ受付開始NTT東日本は、高速大容量の情報通信が可能になる光ファーバーを使用した通信料定額制サービス「Bフレッツ」を伊那市の竜西地域でも開始する。提供開始は05年11月15日で、12日から事前受付が始まった。
高速大容量の通信網の整備を求める声は多く、NTT東日本は04年秋に伊那市天竜川東岸、伊那部地区で「Bフレッツ」の提供を開始していたが、他地域でも提供開始を求める声が上がっていた。
提供開始地区は、通り町・青木町・内ノ萱・大芦長・上新井・川北町・桜町・錦町・東町・室町・元町・上手町・小沢下・旭町・入舟町・仲町・本町・宮本町・西町伊那部・小黒・春日町・沢・下春日町・城南町・駒美町・新町・中部・堤ケ丘・南部・双葉町・北部・上村・水神町・高尾町・天竜町・前橋町・八幡町・山本町。
だが、製造業会社からの通信網整備の声が多いインター工業団地周辺や、駒ヶ根市周辺での提供は今回も見送られた。 -
水しぶき・歓声大きく 海洋スポーツ満喫
高遠町の高遠湖にある「B&G海洋センター」が11日、無料開放された。12日までの2日間のみで、カヌーやヨットなどの海洋スポーツを多くの人に親しんでもらおうと計画。お盆間近だけに毎年、帰省客らでにぎわいをみせている。
通常は予約制で、1時間ごとに料金設定がされているが、この機会には好きなときに、好きな分だけ楽しむことができる。インストラクターの指導で、カヌーやミニヨット、手こぎボートも体験できるとあって人気だ。
千葉県から実家の伊那市に帰省してきたという、青嶋こずえさん(45)ひかるさん(12)親子は、約1時間にわたってカヌーなどを体験。「臨場感あふれて、おもしろい」と楽しんでいた。