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上伊那小学生陸上大会結果
◆第25回上伊那小学生陸上競技大会(24日・伊那市陸上競技場)
【男子】
▼6年100メートル(1)上田和矢(辰野西)13秒44(2)坂井和人(辰野西)13秒99(3)榎本康亮(赤穂)14秒00(4)細田耕太(東春近)14秒16(5)平沢竜也(伊那)14秒17(6)柴貫太(箕輪西)14秒34(7)川上弦(箕輪西)14秒66(8)井上友広(東春近)14秒80▼5年100メートル(1)伊藤穂高(辰野西)15秒24(2)宮沢研人(伊那)15秒48(3)宮下歩(中川東)15秒53(4)所河北斗(中沢)15秒58(5)高橋郁翔(両小野)15秒60(6)武田駿平(伊那)15秒96(7)春日拓斗(高遠)16秒31(8)吉江翼(中川東)16秒58▼千メートル(1)清水康太郎(南箕輪6)3分18秒03(2)井口龍輝(赤穂6)3分22秒12(3)佐々木哲也(伊那東6)3分24秒16(4)宮下竣(宮田6)3分24秒25(5)鈴木優大(箕輪北6)川上凛(箕輪西6)3分26秒22(7)湯沢舜(赤穂南6)3分27秒02(8)松沢尚樹(伊那5)3分29秒52▼80メートル障害(1)湯沢佑(東春近6)15秒21(2)松沢勝治(春富AC6)15秒33(3)田畑創丸(富県6)16秒45(4)守屋優太(箕輪南6)16秒60(5)北沢和也(伊那北6)16秒91(6)神山慎二郎(飯島5)17秒21▼走り高跳び(1)上野凌(南箕輪南部6)1メートル30=大会タイ(2)伊藤大貴(南箕輪南部6)1メートル25(3)荻原湧雅(伊那東6)1メートル20(4)林廉人(南箕輪6)1メートル15(5)今井諒(伊那東6)原志門(南箕輪6)1メートル10(7)手塚康穂(南箕輪5)1メートル10(8)伊藤迅(南箕輪6)大槻遼太(辰野東6)1メートル10▼走り幅跳び(1)栗林諒(辰野東6)4メートル25(2)望月秀樹(赤穂南6)4メートル23(3)田屋快峰(富県6)4メートル13(4)福沢悠貴(南箕輪6)4メートル8(5)鹿野紘彰(富県6)4メートル4(6)ネベス・エリック(西春近南5)3メートル80(7)川合拓真(南箕輪南部6)3メートル79(8)北村翔太(赤穂南6)3メートル75▼ソフトボール投げ(1)富永凌平(中川東6)62メートル72(2)木下颯(辰野南5)51メートル83(3)吉村崚(箕輪西5)51メートル24(4)重盛文宏(箕輪中部6)50メートル75(5)久保勇介(箕輪中部5)50メートル59(6)吉沢直己(宮田6)小笠原蓮(中川東6)49メートル83(8)長瀬真(高遠5)48メートル69▼400メートルリレー(1)南箕輪(宮原浩二郎、唐木洋輔、村上晴彦、山下直志)56秒13(2)両小野(青木香太郎、塩野崎司、熊倉健太、宇治航)56秒22(3)伊那東(小松郁也、吉村颯也、伊藤俊平、守屋渉)56秒64(4)箕輪北B(三浦龍平、佐藤誠也、オカ・ジュリオ、川崎ケビン)58秒39(5)箕輪中部G(小泉俊貴、伊藤公介、大沼尚平、日野和真)58秒46(6)東伊那A(竹内基裕、馬場信介、鰍沢耕平、福沢弘樹)58秒54(7)中川西B(座光寺諒、松村仁、松村大輝、目黒裕太)59秒74(8)箕輪北A(金子拓矢、小林岳史、内山翔太郎、山崎久樹)62秒12
【女子】
▼6年100メートル(1)畑瑠衣菜(辰野西)14秒49(2)小林沙里奈(西春近南)15秒12(3)三沢絢湖(伊那北)15秒14(4)北野華奈子(美篶)15秒32(5)北原詩織(中沢)15秒38(6)原千春(伊那)15秒72(7)倉田さやか(伊那)15秒80(8)宮島華菜(伊那東)15秒93▼5年100メートル(1)蟹沢佑夏(辰野西)15秒28(2)向山加菜(伊那東)15秒64(3)高井ジャンユキ(南箕輪南部)15秒93(4)松沢亜耶(伊那北)15秒96(5)宮原渚(辰野西)16秒19(6)伊沢優美香(伊那北)16秒45(7)中山美奈(西箕輪)16秒53(8)久保村玲衣(赤穂)16秒55▼千メートル(1)片桐萌々香(中川少年陸上クラブ6)3分32秒82(2)蟹沢紗希(赤穂東5)3分33秒48(3)加納菜々子(西春近南6)3分35秒28(4)後沢佳鈴(伊那東6)3分36秒22(5)廣田恵(伊那6)3分37秒02(6)八木絵璃奈(赤穂南6)3分37秒88(7)下島彩夢(富県6)3分42秒49(8)小池明日香(南箕輪6)3分43秒50▼80メートル障害(1)田中晴菜(箕輪中部6)16秒50(2)高坂萌子(南箕輪6)17秒14(3)杉原美穂(飯島6)17秒17(4)中村彩夏(西春近南6)17秒41(5)村上花蓮(富県6)17秒74(6)大塚深生(南箕輪南部6)18秒00▼走り高跳び(1)溝尾彩夏(川島6)1メートル15(2)清水穂香(南箕輪5)1メートル5(3)奥村茉里奈(南箕輪6)守屋小夏(高遠5)1メートル00(5)金原由枝(南箕輪南部5)1メートル00(6)黒河内舞(南箕輪南部5)95センチ(7)酒井ひなり(南箕輪南部5)95センチ▼走り幅跳び(1)浦野楓花(箕輪南6)3メートル64(2)中尾友菜(赤穂南6)3メートル49(3)湯沢夏未(飯島6)3メートル44(4)清水涼香(西春近南6)3メートル40(5)小嶋沙季(伊那6)3メートル33(6)西村千明(伊那5)3メートル32(7)小沢誠世(両小野5)3メートル25(8)那須野彩佳(七久保5)3メートル24▼ソフトボール投げ(1)金沢聖恩(西箕輪5)39メートル89(2)平野玲名(飯島6)39メートル60(3)新城香名子(中川西6)38メートル09(4)今井るな(箕輪中部6)37メートル83(5)丸山りか(飯島6)34メートル89(6)金沢聖耕(西箕輪5)34メートル85(7)山田かなで(長谷5)33メートル87(8)濱寿未加(南箕輪6)33メートル49▼400メートルリレー(1)南箕輪(伊藤奈美、駒瀬史織、竹松秋美、松山理恵)58秒91(2)伊那東A(大杉知佳、小沢佳奈子、飯島栞、植田麻衣)60秒11(3)赤穂(塩沢僚子、伊藤汐理、宮沢沙織、中野風香)62秒62(4)西箕輪(白鳥夢乃、唐沢有菜、白鳥聖乃、平沢アサリ)64秒52(5)伊那東B(西沢優香、中村美和、山岸佳代、池上祐紀)65秒00(6)中沢(竹村梨奈、矢沢香菜、菅沼菜摘、下島真紀)65秒68
【男女混合】
▼400メートルリレー(1)南箕輪A(堀久美子、日向唯菜、戸田和輝、唐沢真三郎)59秒51(2)南箕輪B(日向晟萌、北原早紀、根津晃太、有賀順弥)60秒54(3)飯島A(蟹沢結、小川育代、箕浦瑠星、宮下雅也)60秒95(4)美篶A(西本芽久、鈴木麻琴、高嶋俊介、中村謙介)61秒32(5)南箕輪C(伊東真梨乃、倉田萌香、小松千倉、白鳥翔太)62秒57(6)伊那東A(北條未礼、黒河内咲、小椋凱斗、根橋拓也)63秒66(7)南箕輪D(渡邊友香、原七瀬、岡庭太一、高坂雅也)64秒25(8)美篶B(伊藤冴、北野伶奈、伊藤白、宮沢朋希)64秒28
※各種目上位5人(チーム)は県大会(6月29日、松本市)に出場 -
第25回上伊那小学生陸上競技大会 あす
第25回上伊那小学生陸上競技大会、兼第41回上伊那春季記録会は24日、伊那市陸上競技場で行う。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社など主催、KOA協賛。
小学生陸上は、上伊那34校、3クラブから4縲・年生男女計917人がエントリー。100メートル、80メートル障害、走り幅跳び、ソフトボール投げ、男女混合400メートルリレーなど17種目で競う。各種目上位5人(チーム)を県大会(6月29日、松本市)に推薦する。
春季記録会は、小学4年生縲恪mZ生を含む一般が出場し、800メートル、3千メートル、棒高跳び、砲丸投げなど27種目でアスリートたちが自己新記録を目指す。
午前8時20分から開会式、8時40分から競技開始。小雨決行。 -
駒ケ根市出身の佐野成宏さんが後援会10周年記念のテノール・リサイタル
世界的に活躍している駒ケ根市出身のテノール歌手・佐野成宏さん(43)が21日夜、自身の後援会(木下勝敏会長)の結成10周年を記念したテノール・リサイタルを駒ケ根市文化会館で開いた。地元をはじめ、県内外から約600人の観客が集まり、佐野さんの透明感のある美しい歌声とに酔いしれた=写真。
イタリアのピアニストで国際声楽コンクールの伴奏者として活躍するラッファエレ・コルテージさんとの共演が実現したこの日は、ヘンデル作曲の歌劇「クセルクセス」より、「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰)はじめ、イタリアの古典歌や、ベリーニの歌劇「清教徒」の有名なアリア「追憶」など全17曲を披露。また、プッチーニの歌劇「トスカ」からは「妙なる調和」と「星は光りぬ」の2曲を情熱的かつ悲劇的に歌い上げ、観客を魅了した。
佐野さんは東京芸術大学の声楽科を卒業後、イタリアのアリゴ・ボイト音楽院に留学。その後、関西日伊コンコルソ第1位ミラノ大賞受賞をはじめ、各国の国際コンクールで入賞するなど、国内外から注目されている。 -
赤穂高校定時制、人権学習で川田悦子さんの話を聞く
駒ケ根市にある赤穂高校(米山明広校長)定時制で21日夜、人権学習講演会があった。薬害エイズ問題の真相究明を求める運動の先頭に立って活動してきた川田悦子さん(59)が、血液製剤からエイズに感染した次男・龍平さんとともに歩んできたこれまでを振り返りながら、「自分らしく生きる」について語った=写真。
龍平さんが遺伝性の病気「血友病」だと分かったのは生後6カ月の時。その後、血液製剤での治療を続ける中、米国から輸入した血液製剤により、龍平さんは10歳の時にエイズに感染していることが分かった。
当時はまだ、エイズに関する治療研究も進んでおらず、川田さんはどうしようもない不安感のため、毎日涙する日々だったが「息子の命をなんとしても守りたい」という一心で東京大学医科学研究所に息子のエイズ治療を依頼。川田さんはそのことを龍平さんにも告知した。
川田さんは「そのとき息子は『お母さん、ぼくエイズになったら自殺する。これ以上苦しみたくない』と言った。私は『そんなこと言わないで』としか言えなかったが、心の中でなんとしても、どんなことがあってもこの子と行きぬこうと思った」と語り、その後も龍平さんとともに薬害エイズと戦ってきた日々を説明。生徒たちはその話に真剣に耳を傾けていた。
龍平さんとは現在、参議院議員として活動している。 -
県女性農業委員の会上伊那支部が駒ケ根市で女性農業委員の登用を要請
農業委員の改選を控えた市町村で女性農業委員の登用要請をしてきた県女性農業委員会上伊那支部(宮崎美和子支部長)の8人が22日、駒ケ根市の杉本幸治市長らのもとを訪れ、今後も女性農業委員を登用し、女性が立候補しやすい環境づくりなどを進めることなどを求める要望書を提出した。
これまでに同支部では、今年農業委員の改選がある宮田村、南箕輪村で要望書を提出してきており、駒ケ根市は今回要望書を提出する市町村としては最後の市になる。
宮崎支部長(53)=中川村=は「もちろん、農業委員なので、土地を受け持って活動している女性委員もいるが、学校給食における地産地消への取り組み、子どもたちへの食育活動など、女性ならではの活動を展開している委員もいる。そういう形で今後も頑張っていきたい」と語った。
要望に対し、杉本市長は「女性がこういう場に出て行くことは必要だと考えており、要望のご趣旨は受け止めさせていただく。ただ、農業委員の選出も選挙で行われるものなので、みなさま方に頑張っていただければと思う」と語った。
同支部はこの日、市議会の竹内正博議長、市農業委員の清水千博会長にも要望書を提出した。
駒ケ根市では現在、市議会の推薦枠で2人の女性が農業委員として活動している。上伊那全体では、168人中16人が女性農業委員だが、ほとんどが推薦枠で選出されており、公選での選出はなかなか進まないのが現状のようだ。 -
清水みよ志個展「パッチワークキルト作品展」
伊那市荒井の清水みよ志さん(70)の個展「パッチワークキルト作品展」が22日、旧井沢家住宅で始まった。タペストリーやバッグなど趣味で作り続けた作品88点を展示している。
清水さんは美容師で、97年から女性プラザ伊那でパッチワークを習っている。昨年末に美容室を閉めるまで、仕事の合間にこつこつと作ってきた。親族や知人からもらった布を大事に使い、配色は教室の講師に教わった。茶系の布を主体とした1辺が180センチの正方形の大作は、こたつがけやベッドカバーにと考え2年間かけて作り上げたが、もったいなくてまだ使っていないという。
「四季折々の風景や花など布のやさしさで表現してみました」という作品は、どれも落ち着いた色合いで、ひな人形、お月見などを題材にした壁掛けなどもある。
長年の知り合いという矢沢秋子さんの提案で作品展が実現。清水さんが体長を崩しているため作品を預かっての展示となった。矢沢さんは「部屋に眠らせておくのはもったいない。大勢の目に触れてほしい」と話している。
会期は26日まで。午前9時縲恁゚後5時(最終日午後3時)。 -
南箕輪中経ヶ岳強歩大会 426人参加
南箕輪中学校(堀田実校長)の「経ヶ岳強歩大会」が23日あった。標高差約1300メートル、約9キロの道のりを「完歩」するタイムを競う伝統行事で56回目。全学年から426人が参加し、心身を鍛えながらゴールを目指し、眼下に広がる河岸段丘など村の自然を自分の目で確かめた。
雨のため順延となっていた強歩大会だったが、この日は晴天。午前7時、大芝高原プール前の駐車場をスタートした生徒たちは、ゴールのある8合目(標高2035メートル)を目指し、カラマツ林の登山道をそれぞれのペースで力強く進んだ。
登山道は毎年、事前にPTAらが笹刈りなどの整備をしており、各所には地区生徒会の地区長らが応援看板を設置した。「完歩目指して頑張ろう」「ベストをつくせ」などのメッセージが、顔を真っ赤にして登り続ける生徒たちの歩を助けた。
男子は3年の倉田龍馬君(14)=北殿=が1時間34分24秒、女子は2年の宮下優華さん(13)=北原=が1時間41分1秒で優勝。2連覇の宮下さんは「家族も応援してくれていたので家に帰ったらすぐ伝えたい」と笑顔だった。
2合目付近からは勾配がきつくなり、生徒たちは足をふんばって進んだ -
消防広域化に向け協議会発足へ
常備消防体制の充実、強化を目的として国などが進める消防広域化の流れを受け、中南信地域全域を一つの消防本部が管轄する新体制への移行の動きが始まっている。法定協議会で「広域消防運営計画」を策定する準備段階として、関係者による任意協議会が8月をめどに発足する。構成団体は伊那消防組合、伊南行政組合のほか、松本、北アルプス、諏訪、木曽、南信州の各広域連合の計7団体で、委員はそれぞれの長や市町村長、学識経験者など、各団体から5人ずつ選出された計35人。協議会には幹事会、専門部会、分科会などを設置し、中南信広域消防のあるべき姿の検討や、基本的事項、各種事務事業、整備計画、財政などのさまざまな事項について調査、研究、調整を進めていく。必要経費は各構成団体からの負担金を充て、臨時経費として特別交付税措置(2分の1)の活用を見込む。
方向性に一定の合意が得られた上で、09年12月ごろに法定協議会に移行し、10年度内に広域消防運営計画を決定。11年度に協定に調印し、関係市町村議会の議決、県知事の許可などを経て、12年度に広域消防の新団体を発足させたい考え。
県は1月、県内の消防管轄区域を大きく2つに分け、中南信と東北信の2消防本部体制とする方針を打ち出している。広域化によるスケールメリットとして▽管理部門や指令業務の統合で生み出した要員を現場活動に振り向けられる▽救急・救助隊員、予防要員の専任化、専従化により、消防力の充実、強化が図れる竏窒ネどを挙げている。広域化に伴って消防署数や職員数の削減はしない。消防団は対象外。 -
上伊那産業振興会理事会
地域産業の活性化のため、上伊那8市町村の首長や企業の代表者らでつくる上伊那産業振興会(向山公人理事長)は22日、08年度理事会を伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで開いた。理事など10人が出席し、07年度の事業報告と決算を承認した=写真。任期満了に伴う正副理事長の改選が行われ、全員が再選された。任期2年。
事業報告の中で、07年度に国の同意を得て上伊那地域産業活性化基本計画を策定したことにより、計画が08年4月にスタートしたことなどが報告された。5年間の目標として▽製造品出荷額700億円増▽製造業従事者千人増▽新規立地50件竏窒ネどを掲げている。
正副理事長は次の皆さん。
▼理事長=向山公人▼副理事長=小坂樫男、塚越寛 -
ヤマウラ中間決算
ヤマウラ(本社駒ケ根市、山浦速夫社長)は19日、08年3月期中間決算を発表した。子会社1社(ヤマウラ企画開発)を含む連結売上高は昨年同期比11・5%減の113億8600万円、経常利益は70・8%減の1億4千万円。純利益は前年同期の2億5100万円の赤字から8500万円の黒字に戻した。経常利益減少は、公共投資が低水準で推移していることや受注競争の激化などに加え、原材料の値上がりの影響が大きかったことなどによる。
個別では売上高が前年同期比11・8%減の109億4100万円、経常利益が63・8%減の1億7300万円、純利益は3300万円の赤字から1500万円の黒字となった。
連結の通期(07年10月縲・8年9月)業績予想は、売上高を10億円減の248億円に、純利益を2千万円減の2億円にそれぞれ下方修正。経常利益は計画通りの4億3千万円とする。 -
村職労青年女性部が地域歩いて美化作業
宮田村職員労働組合青年女性部(平澤隆靖部長)は17日、観光や公園遊びなどで訪れる人も多い新田区の西山エリアで環境美化作業を行った。組合員とその家族約30人が参加。地域をきれいにしようと、ゴミや空き缶などを拾い集めた。
地域を見つめながら部活動の活性化を図ろうと、今回初めて実施。3つの班に分かれて、村文化会館から観光ホテル、太田切川の駒ケ根橋付近まで範囲を広げた。
家族や仲間とともに、時には談笑しながら地域を歩いて作業。
「これからが観光シーズン。村内外多くの人に気持ち良く利用してもらえれば」と汗を流していた。 -
幹線道路を花壇でできれいに
宮田村町三区は17日、斎藤診療所から県道一帯の中央線沿線に花壇を整備した。「交通量も多い幹線道路。きれいにしておきたい」と、区役員らが歩道にきれいな花を配した。
村の地域づくり支援事業を活用。乾燥に強いアベリアやサツキなどを植え、花いっぱいの通りにした。
「この道は村内外の人たちがたくさん利用する。イメージも良くしておかないと」と唐澤通夫区長。
今後も定期的に水やりや草取りなどの管理を行い、地域で環境を守っていく。 -
村議会が昭和伊南病院を懇談視察
現場を知って課題にあたろうと宮田村議会は22日、地域の中核医療機関である駒ケ根市の昭和伊南総合病院を視察した。千葉茂俊名誉院長と懇談したが、松田英俊議長は「厳しいなかで頑張っており、この実態を地域に知らせていくことが大切。議員自ら地域へ説明するなど、一緒に協力していきたい」と話した。
同病院は今春から常勤の産婦人科医師が不在となり分娩が休止。同村議会は「住民の関心が最も高い課題のひとつ」として、初めて病院側と懇談することにした。
国の施策により、地域格差が医療にも及んでいると千葉名誉院長は重ねて指摘。
「伊那谷と都会は違う。広い地域の特質性なども汲んで考えなければ」などと話した。
そのうえで同病院は地域に求められる病院として、さまざまな生き残りための策を講じていると説明。
伊那中央病院や開業医との連携、特色ある医療体制整備などに努めているとした。
議会側からは、産科にかわる院内助産の実施検討を求める意見や連携の実態などについて質問も。
松田議長は「情報が住民に伝わっていない部分もあり、議会としても一緒に協力していきたい。今日の説明を基に我々ができることも考えていかねば」と語り、議会改革のひとつに掲げる・ス現場主義・スの成果に手応えをつかんでいた。 -
中川横前のジャーマンアイリスが見頃に
中川村片桐横前の知久島覚一さんの畑では、ジャーマンアイリスが見ごろを迎えた。約8アールの花畑にはベージュ系のシックな「イクザクティチュード」、上弁が濃い青、下弁が水色の珍花「クラウンドヘッド」。漆黒の「ハローダークネス」など新品種、銘花など250種類のジャーマンアイリスが植えられ、6月初旬まで次々とゴージャスの花を咲かせる。
開花はほぼ平年並で、現在約百種類が咲いている。開花期間中は一般開放され、園内はスロープを整備し、車いすでも花を見て回ることができる。
また、品種名に日本語訳を掲載し、より親しみやすい。
この日は飯島町田切の吉川俊子さんらが訪れ「花はいつ見ても癒される」とアイリスの花見をたん能していた。 -
その後、輝く経営者ヤマサン宝飾小林雄五郎会長宮脇三広社長
ゆったりとしたスペースに夢のジュエリー、優しい色彩の一流ブランドのメガネフレーム、インポートウォッチが時の流れを刻む、1ランク上のぜい沢空間-。
ヤマサン宝飾の本店、駒ケ根市上穂北町の四季彩館「ヤマサン」はこのほど、リニューアルオープンし、25日までオープン記念セール第2弾を行っている。
96年11月、広小路の旧店舗から移転してから12年が経過。大規模改装はよりグレードアップし、新しい時代にあった商品構成と、それに伴う陳列、より明るく、楽しく見られるように、内装を一新し、ライトも増設した。
◇セット品から高級ブランドまで、メガネコーナーを充実
お手ごろ価格のメガネセットから最新高性能レンズやダックス、バレンチノ、ニナリッチのニューフレームなど、メガネ売り場を広げ、品そろえも充実した。
日本眼鏡協会の眼鏡認定士でもある宮脇社長は「度数やフレームのデザイン、フィッテングなどひとり一人の状況にあったメガネをかけないと、目を悪くする」と、最新の検査機器、視力測定器を備える。
また、04年5月には駐車場の一角に眼鏡観音像を建立。毎年、役目を終えたメガネを供養し、発展途上国に送り、現地の人々に喜ばれている。
◇補聴器サロンを開設 補聴器選びは実際に試すことが1番。最新設備を備えた聴力測定室を新設し、無料で聴力測定を実施している。
各メーカーの最新型補聴器を取りそろえ、購入後の調整も無料で行っている。
◇世界の一流品を腕に オリンピックの公式時計に通算21回採用された伝統の「オメガ」。「いつかは」とだれでもあこがれる「ロレックス」。「コンコード」「ロンジン」「オリス」など一流品がずらり。
ヤマサンの前身は「山三時計屋」とあって、同社は社員の時計修理の技能習得に熱心だ。会長、社長は1級時計技能士、社員全員が3級の資格を持つ。「技術こそ最高のサービス」という。
◇5大宝石を中心に貴石などさん然と
ダイヤやルビー、エメラルド、サフォイア、パールなど5大宝石をはじめ、オパール、トパーズ、トルマリンなど貴石類の指輪、ネックレス、ペンダントなどがさん然と輝いている。
長野県出身の宝石デザイナー、桐山勇三さんのコーナーもある。
「宝石は自然界で創造され、身につけると、不思議なパワーを与えてくれる」と宮脇社長。同店では4人の宝石コーディーネーターが顧客ひとり一人のオンリーワンを選ぶ手助けをしている。
また、金やプラチナの価格高騰を受け、高価買取のほか、宝飾リフォームにも力を入れる。手持ちの指輪でデザインが古くなったり、形見などで頂いた指輪を自分好みにリフォームするなど、相談に応じている。
◇地域の人々に愛されて創業51年
1957年、小林会長は間口1間の「山三時計店」で創業、以来半世紀余。小林会長の「お客様を裏切らない高い技術力を持ち、堅実な経営で、信用ある店を継続的に発展させることが地域への最大の貢献」という創業精神は、確実に宮脇社長に受け継がれ、社員ひとり一人に浸透している。
◇会社概要・ヤマサン宝飾株式会社■本店・駒ケ根市上穂北1414■57年創業■資本金1000万円■TEL0265-81-1234FAX0265-81-1235
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日本画家、千村俊二さん(61
「飯島町や駒ケ根市など故郷では10回ほど個展を開いたが、その都度、町内の知合いや高校の同級生などに応援して頂いている。故郷のみなさんは情に厚く、助けられている」。
現在、飯島町のJR飯島駅前ヤナギヤアミカホールで「自然との出会い」をテーマに「日本画展」を開催。
会場には雪深い八甲田山に分け入り、スケッチした大作「雪晴れ」。小雪降る中で凛と咲く「寒牡丹」。大鹿村の青いケシ畑で描いた「青いケシ」。萌黄色のバックに白い花が新鮮な「浜ゆう」。足元の小さな花にも目を止め、丁寧に描いた「シャガ」「シュウカイドウ」など花鳥図、富士山や赤石山脈など風景画などSMから50号の大作まで約40点がずらり。
1946年、飯島町本郷の日本画家、千村甫の次男に生れ、父の背中を見て育った。伊那北高校3年の時「画家は経済的には厳しいが、自分が努力すれば認められる世界。絵を描くことが好きで、父の影響もあり、日本画家を志した」。愛知県立芸術大学日本画科では風景、人物など基本を学んだ。同大学院修士課程の修了作品で描いた「海」が日本美術院展に初入選し「日本画でやっていこう」と進路が固まったという。以後、10年連続入選し、現在、院友になっている。「天然の岩から取り出した緑青(ろくしょう)、群青(ぐんじょう)など、光沢がなく、光を吸収する色の美しさ。油彩にも水彩にもない」と日本画の魅力を。
飯島町には実家があることから、年数回、スケッチに訪れる。「故郷は空気が澄んで緑がきれい。初夏の田んぼの早苗が風に揺らぐ、今の季節が最高にいい。この美しい自然をいつまでもと願っている」と話す。
個展は6月2日まで、開催中の21、24、25、6月1、2日には千村さんが来場する予定。(大口国江)
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大芝高原まつり実行委員会
8月23日開催の第23回大芝高原まつりに向け同実行委員会は23日夜、村役場で第1回委員会を開いた。高原まつりや各委員会の実施内容などについて協議した=写真。本年度の実行委員会は約1カ月早いスタートとなった。
実行委員会は村内の各種団体などをはじめ、イベントの趣旨に賛同する人でつくる。今年度は「親子ふれあい木工広場」が都合により行われないため、前年度より1委員会少ない19委員会で構成する。
初の会議で実行委員長の唐木一直村長は「この祭りは林の中、家族で楽しめるのが特長。年々盛大となっている。村の元気につながるよう、みなさんの協力をお願いします」とあいさつした。
前年度の反省、要望を受け、今回の祭りでは遊歩道への投光機の増設、大芝湖北側の未舗装道路のアスファルト化、当日のトイレ巡回清掃などを盛り込む予定だ。 -
南箕輪わくわくクラブ08年度総会
南箕輪村の総合型地域スポーツクラブ「NPO法人南箕輪わくわくクラブ」(有賀直実理事長)の08年度通常総会が23日夜、村民体育館内同クラブミーティング室であった=写真。本年度事業計画など4議案を原案通り承認した。
本年度は、会員のより多くの参加を期待し、「スポーツデイ」「べとリンピック」など5イベントをスタンプラリーの対象に。スクールとしては「フェンシング」を新設した。有賀理事長はあいさつで「今後も会員を増やせるよう努力したい」と話した。
07年度現在の会員数は男子780人、女子651人の計1431人で、同年度新規会員は306人だった。会員の年齢別構成は小学生、中学生がそれぞれ350人以上と多い。 -
上伊那医師会 伊那中病での夜間1次救急診療を継続
上伊那の公立3病院事務長、8市町村担当課長らでつくる上伊那医療問題研究会が21日、伊那市内であった。上伊那医師会は、医師不足に伴う伊那中央病院(伊那市)の夜間の1次救急医療の応援体制を継続する考えを示した。夜間診療所の開設は引き続き、検討する。
上伊那医師会は昨年7月から、伊那中病で平日午後7縲・0時、会員1縲・人が比較的軽い傷病者の診療に当たっている。
昭和伊南総合病院(駒ケ根市)でも7月半ばから、夜間の1次救急医療を担う。伊那中病での診療協力は6月末までの契約だが、1年間延ばす。
そのため、伊那市が旧伊那中央総合病院跡地に移転新築する保健センターへの夜間診療所の併設は設計に盛り込まないことにした。
伊那中病地域救急医療センターの専従医師は3人で、昨年度末に比べて1人減員。
1次救急の患者は1日2縲・0人程度で、昨年度に比べて3割ほど減少した。伊那中病は救急医療に力を注ぐため、重症な患者を優先するなど地域住民に広報した結果が表れたとみる。 -
長野県中期総合計画説明会
長野県中期総合計画の上伊那地域での説明会が19日、伊那合同庁舎であった。市町村・広域連合職員、計画策定時に実施した地域懇談会出席団体関係者らが、計画の概要や上伊那地域の施策展開などの説明を聞いた。
中期総合計画(08縲・2年度)は、県が多くの課題に直面している状況を飛躍のチャンスと捉え、選択と集中により素晴らしい長野県にしよう-と、2千件もの意見や要望を踏まえ、06年に県総合計画審議会に諮問し、07年9月の答申を受け、同年12月の県議会で議決された。
基本目標は「“活力と安心”人・暮らし・自然が輝く信州」。めざす姿に「豊かな自然と共に生きる長野県」など5項目、挑戦プロジェクトに「1人当たり県民所得全国レベルへの挑戦」など7テーマを掲げる。施策・目標を分かりやすくするため、施策展開の5つの柱を掲げ、44の主要施策、127の達成目標を示した。
県内10地域別の特性と発展方向の編で、上伊那地域のテーマは「豊かな自然と調和する産業 未来へつなぐ安心・ふれあいのまち」。
施策展開は(1)豊かな自然環境と調和した多彩な産業の振興(2)健康でいきいきと暮らせる生活環境づくり(3)広がりとつながりのある地域づくり・人づくり-の3項目。下水道などの整備促進と廃棄物処理の適正化・再資源化の推進、医療提供体制の確保、JR飯田線の乗り継ぎ改善や特急乗り入れなどによる北信地域や首都圏との時間距離短縮の働きかけ-などを盛り込んでいる。
説明会は県下10地域で実施。県政出前講座でも説明をしている。希望グループは企画課(直通TEL026・235・7014)へ。 -
イーナちゃんマレットゴル 伊那毎杯熱戦
伊那市のイーナちゃんマレットゴルフクラブ「第11回伊那毎日新聞社杯」が21日、同市西箕輪のマレットパークはびろであった。市内からクラブ員85人が参加し、天竜、仙丈の両コースを会場に計36ホール、パー144のストロークプレーで熱戦を展開した。
開会式で池上為夫会長は「晴天に恵まれ、新緑の季節の今日はマレットに相応しい日。年に1回のこの大会をチャンスにそれぞれが上位入賞を目指し、楽しくプレーをしてほしい」とあいさつした。
結果は次の通り。
▽男性 (1)大野田吉治112(2)松下豊美115(3)橋爪次男116(4)赤羽篤(5)浅井和夫(6)松川幸夫(7)向山崇志(8)林雄次(9)林茂良(10)有賀英夫
▽女性 (1)林清子117(2)向山元子118(3)白鳥栄子119(4)唐木シゲル(5)北野けさ子(6)中山和歌子
▽ホールインワン 石見茂夫、北林秋雄、有賀英夫、白鳥清幸、北原正、山下寛、中山和歌子、吉沢富佐子
男女各優勝の大野田吉治さん、林清子さん
男女各準優勝の松下豊美さん、向山元子さん
男女各3位の橋爪次男さん、白鳥栄子さん -
南箕輪中2年の大塚君 「夢コン」2年連続入賞
プロのオーケストラと共演できるフリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル「夢コン」全国大会に出場した南箕輪中学校2年、大塚智哉君(13)=同村北殿=が2年連続の入賞を果たした。全国大会に出場するのは4年連続。「オーケストラとの共演は楽しい。来年も挑戦したい」と話している。
日本アーティストビューローが主催する今回で20回目の「夢コン」は4日、大阪・メルパルクOSAKAであった。年齢制限を問わず、ピアノの技量別の全4部門に全国から約100人が出場。大塚君はその中で、入賞の協賛賞「BMGファンハウス賞」を手にした。
大塚君はベートーベン「ソナタ第8番ハ短調Op. 13『悲愴』より第1楽章」の課題曲で、2番目に難易度が高いシニア・スチューデント・コンチェルト部門に挑戦。全国区テープ審査、地区本選大会を勝ち上がり臨んだ全国大会ではオーケストラとの共演を「とても楽しめた」という。
大塚君が保育園の年長時から通う、同村北殿の望月音楽教室伊那レッスン室の主宰、望月玲子さんは「部活動などで練習時間が少ない中、難しい課題曲を気持ちよく、上手にまとめていたと思う。よく頑張りました」と話していた。
「夢コン」全国大会で入賞した大塚君 -
建設リサイクル法に係る一斉パトロール
上伊那地方事務所は21日、建設リサイクル法に係る一斉パトロールで、伊那管内でリサイクル法に基づく対象の新築、解体工事現場18カ所を巡視した。
建設リサイクル法の内容の周知を図り、建設工事現場などにおける分別解体などの状況確認と無届事の工監視をすることで、建設リサイクル法の実行性をより高める目的で年2回実施。
上伊那地方事務所の建築課と環境課、解体工事業協会の7人が2班に分かれ、新築工事4カ所、解体工事14カ所を、標識の設置の有無、工事業者の登録状況、解体工事現場の分別解体の実施状況、再資源化の実施状況などを重点に調査した。
地方事務所によると、18カ所のうち工事業者登録はしているが建設業の許可票あるいは解体工事業登録票の未表示が1カ所あり、現場で標識設置を指導。このほかは特に問題なく、「リサイクル法はある程度普及していると思う」という。 -
遠照寺 ボタンが見ごろ
伊那市高遠町山室にある遠照寺のボタンが見ごろを迎えた。最盛期は23縲・0日で、6月2日ごろまで楽しめるという。
境内一円に植えられたボタンは160種、2千株。開花は昨年より1日早く、赤色の「太陽」、白色の「白神」、ピンク色の「玉芙蓉」などが見ごろ。遅咲きはこれからとなる。
ボタンの上に赤い傘を差して日よけ、雨の日にはビニール袋をかけて対応しているため、色鮮やかに花が開く。
品種名を記した札が立てられ、訪れた年配女性らは「きれいだね」と口々に話しながら境内を散策したり、ボタンを入れて写真を撮ったりと楽しんだ。
例年、名古屋や東京など県内外から多くの人でにぎわい、平日も観光バスが訪れている。
開催中の「ぼたん祭り」に合わせ、24日午前10時から、遠照寺本堂で信州大学人文学部の笹本正治教授の講演会「現代の忘れもの竏苧[焼け小焼けの歴史と感性」がある。
そのほか、ボタン苗の販売、そば処「南無庵」の開店も。
開花中の入園料は400円(高校生以下無料)。 -
美和レイクハイランド整備
伊那市は本年度、長谷の美和レイクハイランド整備として駐車場の舗装と芝生広場の芝張りに取り組む。着工は秋ごろ。
美和レイクハイランドは04年3月に策定した「地域に開かれたダム整備計画」で、美和湖の活用や周辺の環境整備の場に位置づけられる。美和ダム分派堰(せき)下流右岸の国道152号線沿いにあり、ヘリポートを兼ねた多目的グラウンド整備などを盛り込んでいる。
そのうち駐車場は面積1万平方メートルを舗装し、普通車約300台を収容。昨年から高遠城址公園の「さくら祭り」期間中、大型バスの専用駐車場に使っている。
芝生広場(面積1万平方メートル)は、湖上で楽しむモーターボートやカヌーなどの船着き場、キャンプ場として活用できるように詳細を詰めている。トイレ設置などは来年度以降に検討する。
また、美和レイクハイランド整備とは別に、地域振興策として美和湖ウォーキングロード(3キロ、5キロ、7キロの3コース)を設定。原案を作っている段階で、安全を確保した上で距離表示や案内看板を取り付ける。健康づくりと結びつけ、診療所受診者を含めて地域住民らに利用を促す。
本年度事業費は5千万円。過疎対策事業債などを活用する。
市長谷総合支所建設課は「水に親しみながら、公園的要素を持った場所として利用できるようにしたい」と話している。 -
教育委員、公平委員に辞令交付
教育委員、公平委員の任期満了に伴い、伊那市は20日付で教育委員に伊藤のり子さん(55)=高遠町藤沢=を任命、公平委員に黒田宣子さん(63)=坂下=を選任した。ともに再任。任期4年。21日、小坂樫男市長が市役所で辞令を交付した=写真。
伊藤さんは「未熟だが精いっぱい務める」、黒田さんは「あまり大きい問題がないことを祈りつつ精進したい」とそれぞれ述べた。
伊藤さんは中央大法学部通信教育課程卒。高遠町社会福祉協議会評議員、高遠町男女共同参画推進委員会長などを務めた。
黒田さんは愛知教育大教育学部卒。高遠北小教頭、西春近北小校長などを経て上伊那教育会理事、中部教職員会長などを務めた。 -
伊那ビデオクラブ会員の作品がコンクールに多数入賞
伊那市、箕輪町、南箕輪村など在住のアマチュアビデオ愛好者らでつくる伊那ビデオクラブ(飯島尚美会長、27人)の会員の作品が、NHK長野ビデオクラブ主催の第19回ビデオ作品コンクールに多数入賞した。入選14作品のうち10作品を同クラブが占めた快挙を報告しようと21日、会長以下8人が伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長と喜びを分かち合った=写真。飯島会長は「例年5縲・作品は入賞するが、こんなにたくさんの入賞は初めて。これまでの努力の成果だ」と喜びを語った。
最高賞の会長賞に次ぐ優秀賞に選ばれた石川はつめさん=伊那市美篶=は「クラブに入っていたから撮影や編集の技術を学べた。入賞は皆さんのおかげ」と話した。石川さんの作品「こいの季節」は、ニシキゴイの生態を3カ月にわたって撮影し、産卵や稚魚の成長の様子などを生き生きと描いた。「5分以内にまとめなければならないため、編集が大変だった」と言う。
同クラブは93年発足。クラブ内でコンクールを開くなどして作品のレベルアップに努めている。伊那市の委託を受け、民話の発掘や新山のハッチョウトンボの生態などを描いた作品の制作にも当たった。
同クラブからの入賞者は次の皆さん。
▼優秀賞=石川はつめ▼映像賞=赤羽伊三夫、飯島尚美▼ほのぼの賞=有賀光代▼努力賞=武田忠芳、赤羽仁▼入選=前田耕一、北原正、小島勇男、小山喜美子 -
中沢小学校校長
今井晃校長(54)「環境も素晴らしく、人が温かい。子どもたちもそういう地域で育っているから、本当に温かい」。
中沢の印象を語る。
この4月、中沢小学校の校長に着任した。上伊那は初任地の春富中学校をはじめ、赤穂中学校などで10年間を勤めた経験がある。
「上伊那は教師としての立ち上がりからお世話になった地域。中沢小でも私の持てる力を全力で傾けたい」と意気込みを見せる。
専門は体育。中学の教師だったころは陸上部の顧問として、全国大会に出場する選手を育ててきた。また、自身も、高校生時代には砲丸で県の記録保持者となるなど、数々の記録を残してきた。
「小学校時代はガキ大将だった。でも、中学時代に出会った恩師に『お前、力もあるみたいだし、ちょっと砲丸投げやってみろ』って言われ、陸上と出会った。それがなければ今、教師にもなっていなかったと思う。いろんな先生に恵まれた」と語る。
着任して約2カ月。当初の慌しさも落ち着き、この地域のことも見えてきた。
「中沢小はとても伝統のある学校。地域の方とのつながりも強く、教育にも協力的。安心して学校に来てもらえる強い絆があり、今後もそれを強めていきたい。その中で、子どもたちの『考える力』『思いやる力』『表現する力』『生きる力』を育んでいければ」
木曽郡南木曽町出身。現在は松本市に家があり、現在は単身赴任中。妻、息子4人の6人家族。 -
第58回社会を明るくする運動・青少年健全育成推進研修会実行委員会
第58回社会を明るくする運動・青少年健全育成推進研修会が6月29日に駒ケ根市文化センターで開かれることに伴ない20日、第1回実行委員会(実行委員長・杉本幸治駒ケ根市長)が駒ケ根市役所であった=写真。伊南4市町村の関係者が集まり、研修会の打ち合わせをした。
同研修会は犯罪は非行防止、罪を犯した人の更生について理解を深めることなどを目的として保護司会や青少年健全育成協議会などでつくる実行委員会が中心となって毎年開催している。開催地は伊南4市町村の持ち回りとなっており、今年は駒ケ根市で開かれることになった。
杉本実行委員長は「便利な社会になった反面、犯罪が広域化し、言葉や人の表情から気持ちを感じることができなくなっている。犯罪防止や更生に尽力いただいているみなさんと協力しながら、充実した研修会としたい」と語った。
今年の研修会は29日の午後1時半から市総合文化センターの小ホールで開く。当日は昨年の社会を明るくする運動、長野県作文コンテストの中学生の部で優秀賞になった東中学校3年生の福沢愛理さんが作文を発表するほか、赤穂小学校の6年生がアフリカンドラムを披露する。
また、講演会ではNPO法人「マザーポート・ITながの」に講師を依頼し、携帯電話と青少年の問題について語ってもらう予定。
問い合わせは市保健福祉課(TEL83・2111、内線314)へ。 -
新しい中沢警察官駐在所で落成式
旧駐在所の老朽化に伴ない、新築移転した駒ケ根市中沢バイパス沿いに建設された中沢警察官駐在所で21日、落成式があった。工事関係者や来賓など約30人を迎え、新駐在所を披露するとともに中沢、東伊那地区における安心、安全を維持していくべく、志を新たにした。
新駐在所の建設は昨年10月から進めてきたもので、建物は昨年度末に完成。4月初旬から開所している。新しい駐在所は木造平屋建てで建築面積は約128平方メートルで、所内には住民が気軽に相談できるよう、コミュニティーコーナーが設置されている。また、中沢、東伊那の両地区をカバーすることを考慮し、中沢バイパス沿いに建設した。
駒ケ根警察署の渋谷明所長は「竜東地区唯一の警察施設として、地域の方々が安心、安全な生活をおくれるよう、尽力していきたい」と語った。
また、駐在員の川澄一久巡査部長(47)は「期待と責任を自覚し、住民の安全安心を守ることに全力をつくしたい」と語った。
旧駐在所は取り壊し後、用地を駒ケ根市に返却する。市は来年度以降、この場所に駒ケ根市消防団第4分団の詰め所兼ポンプ庫を新たに建設する予定。